Linkexpress 運用ガイド |
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付録B 分散型システム連携の業務定義への移行 |
既存のバージョン・レベルで作成したDBサービスを業務定義と連携させない運用のままで、DBサービスの定義環境だけをDBサービス定義ユーティリティに移行します。
本形態はlxstrdbコマンド、lxtrndbコマンドのどちらも同じ移行方法となります。
(1) 既存DBサービスのDBサービス定義ファイルを用意しておきます。1つのDBサービス定義ファイルに複数のDBサービスを含むファイルでも読み込み可能です。
(2) 業務定義ウィンドウを開いた状態で[ファイル]−[DBサービス定義ユーティリティ]コマンドを選択します。
(3) DBサービス定義ユーティリティ画面で、[ファイル]−[DBサービス定義名リストの取得]コマンドを選択します。
この時、定義登録先となるサーバ名を選択します。
(4) [ファイル]−[開く]コマンドを選択し、用意したDBサービス定義ファイルを読み込みます。
複数のDBサービス定義を記述した定義ファイルの場合、DBサービス選択メニューが開きます。メニューから読み込み対象のDBサービス名(INTABLE識別名)を選択してください。
DBサービス種別は読み込んだDBサービス定義の内容を元に自動設定されます。
たとえば、読み込んだ定義がlocal-databaseの場合、旧互換(local->database)となります。すべてのDBサービス定義の形態に対して読み込み可能です。(注)
注) DBサービスを読み込む際に、一部の設定値が変更されます。詳細は「付録B.8 移行における留意事項」を参照してください。
(5) DBサービスグループ名を設定します。
(6) 必要に応じて設定内容を変更します(データベース種別の変更等)。
(7) [ファイル]−[DBサービス定義の登録]コマンドを選択し、登録を行います。この時、DBサービスの運用は自動的に開始します。
(8) DBサービス定義の登録結果の確認は、業務監視ウィンドウのクライアントログ(緑色文字のログ)で確認できます。
以上でDBサービス定義ユーティリティによるDBサービスの登録(lxgensv)/起動(lxintsv)が完了しました。運用はコマンドで行ってください。
なお、Linkexpressクライアントではlxdspsvコマンドと同等の情報を参照することができます。業務監視ウィンドウから[表示]−[DBサービス状態の表示]コマンドを利用してください。
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