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第5章 コード変換機能(ユーティリティ)> 5.11 コードの変換規則

5.11.4 コード変換による字形の変化

[EBCDIC系の文字コードについて]

EBCDIC系には、カナを含むEBCDIC(カナ)系と英小文字を含むEBCDIC(ASCII)系があります。EBCDIC系から他のコード系に変換する場合、EBCDIC(カナ)系とEBCDIC(ASCII)系の指定を誤るとカナ文字が英小文字に、また、英小文字がカナ文字に変換されます。

また、指定が正しい場合にも、変換前後のどちらか一方にしか用意されていない文字は、代替文字に変換されます。

注) PCサーバでは0xA1(チルダ)から0x7E(アッパーバー)への置き換えは行いません。

[その他の代替文字について]

入力データの中の文字に対応する文字が出力データのコード系に存在しない場合、該当する文字は代替文字に置き換えられます。代替文字はDB動作環境定義のキーワードALTERNATE_CHARACTER1で指定します。

なお、入力データの文字が不当な場合は代替文字に置き換えされず、異常終了します。

[富士通拡張漢字および富士通拡張非漢字]

富士通拡張漢字および富士通拡張非漢字については、JEFコード系とEUC(U90)系で対応がとれています。ただし、JEFコード系では富士通拡張漢字および富士通拡張非漢字を2バイトで表現し、EUC(U90)系では3バイトで表現します。字形重視のコード変換を行った場合、富士通拡張漢字の一部がEUC(U90)系の2バイト文字で表現されます。

関連項目


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