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第5章 コード変換機能(ユーティリティ) | > 5.11 コードの変換規則 |
JEF系/EUC系、およびJEF系/シフトJIS(MS)系のコード変換では、データの使用目的にあわせた日本語の変換が可能です。コード変換を行う際に指定する変換型の指定の観点、およびコードの対応について説明します。(注)
注) JEF系/EUC系のコード変換はUNIXサーバだけで利用できます。また、EUC系以外を出力コードとする場合の変換型の詳細については"FUJITSU 文字資源流通手引書"を参照してください。
変換型は字形重視と領域重視の2種類があります。変換型は以下の観点で指定を行うことをお勧めします。(注)
住所、氏名などを扱う業務に適合します。豊富な文字種とそれらの文字の区別が重要な場合に使用します。
なお、出力コード系がEUC(U90)系の場合、JIS第1水準漢字およびJIS第2水準漢字の文字のうち、コード変換後の文字が3バイトになるものがあります。また、EUC(S90)系、EUC(HP)系、およびシフトJIS(MS)系では、出力コード系がサポートしている文字の範囲に影響されます。
PCサーバと組み合わせて業務構築などを行う場合に使用します。
なお、出力データのコード系がEUC(U90)系の場合、富士通拡張漢字、富士通拡張非漢字および利用者定義文字だけ、コード変換後の文字が3バイトになります。また、EUC(S90)系、EUC(HP)系、およびシフトJIS(MS)系では、出力コード系がサポートしている文字の範囲に影響されます。
注) JEF系/シフトJIS(MS)系の変換です。Hsconvをインストールした直後の状態は、以下のとおりです。
変換テーブルを変更する場合はhschgtblコマンドで使用する変換テーブルに切り替えてください。
コード変換およびDB連携機能では以下の定義で変換型を指定します。
INTABLE定義文またはOUTTABLE定義文のCONVTYPEオペランド
テンプレート定義のCONVTYPEキーワード
lxcnvdatコマンドの-tオプションおよび-fオプション
環境変数LXDBCNVTYPE
以下にEUC(U90)系の場合の変換方法により字形に差異が発生する38組(76文字)の文字コード一覧を示します。
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