Symfoware Active DB Guard 運用ガイド
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第4章 異常時の運用> 4.14 ディスコネクション状態の運用

4.14.4 複写先システムの運用中にディスコネクション状態になった場合

複写先システムのRERUNログ反映処理中にディスコネクション状態になった場合、可能な限りRLCファイルからのRERUNログ抽出・反映処理を行います。
その後、複写元システムからRLC退避ファイルが転送された場合には、RLC退避ファイルからのRERUNログ抽出も検討します。

リカバリ操作の流れを以下に示します。

■操作の手順

■複写先システム

  1. コネクション切断のメッセージでディスコネクション状態を確認します。

    rdb: INFO: qdg20154i:ディスコネクション状態になりました RLP名='RLP名'
  2. rdbbcrlpコマンドを実行して、RERUNログ未抽出のRLCファイルを確認します。

    $ rdbbcrlp -V -O -p RLP名
  3. rdbbcrlpコマンドを実行して使用中RLCファイルを確認し、rdbbcextコマンドおよびrdbbcrefコマンドでRERUNログ抽出・反映処理を実行します。

    <使用中RLCファイルの確認>
    $ rdbbcrlp -V -O -p RLP名
    <RERUNログ抽出・反映処理の実行>
    $ rdbbcext -p RLP名
    $ rdbbcref p RLP名 -a
  4. 回線障害などのリカバリに長時間を要すると判断した場合は退避運用を開始します。

  5. 回線障害などのリカバリが短時間で完了すると判断した場合は待機します。

コネクション状態を確認後、RERUNログの抽出・反映処理を再開します。


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