Symfoware Active DB Guard 運用ガイド |
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第1章 バックアップセンタ運用の方法 | > 1.8 被災時の操作 |
rdbbcrlpコマンドを実行してRLPの運用情報を表示し、未抽出のRLCファイルの有無を確認してください。
$ rdbbcrlp -V -O -p RLP名 |
表示例
複写先システムの停止中に、利用者業務を運用している複写元システムが被災した場合、未抽出のRLCファイルが循環使用されている場合があります。この場合は、複写先システムのRLPをオンラインにした後、以下のメッセージが出力されます。
qdg20155w: RERUNログ抽出の完了していないRLCを循環使用しました RLC通番=循環使用したRLC RLP名=RLP名 RDBシステム名=RDBシステム名 |
上記メッセージの循環使用したRLC通番と同じRLC通番を持つRLC退避ファイルからRERUNログを抽出します。
rdbbcrlpコマンドの表示結果からRLCファイルの循環使用の有無を調査する場合は、MaxExtractRLCの値に1を加算した値が、RLCserialの欄にない時、RERUNログを損失しています。この場合は、RLC退避ファイルからの抽出を行ってください。
RLC退避ファイルが転送されていない場合は、転送されていないRLC通番よりも大きいRLC通番を持つRLCファイルのRERUNログを損失しています。損失RERUNログの調査を開始してください。
複写元システムの被災によるRERUNログの損失に備えて、定常運用でRLC退避ファイルを複写先システムへ転送することを推奨します。
損失RERUNログの調査については"損失RERUNログの調査"を参照してください。
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