Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux - 13.2 |
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第4部 導入(応用編) | > 第11章 エンドユーザレスポンスを管理する |
導入は、測定条件をあらかじめ組み込んだBrowser Agentインストールパッケージ(以降、パッケージ)を使用し、以下の順で行います。すべてWindowsシステム上での作業です。
以降の説明では、例として、下図のとおり設定する方法について説明します。
まず、以下の手順でパッケージャを起動します。
<CD-ROMドライブ>:\tools\wslm\wslmpack.exe |
Solaris版/Linux版のCD-ROMをWindowsマシンから直接参照する場合は、以下の手順を行います。
<CD-ROMドライブ>:\FJSVssqc\tools.exe |
解凍すると、CD-ROMと同じディレクトリ構成が作成されますので、以下のファイルを実行します。
<任意のディレクトリ>:\tools\wslm\wslmpack.exe |
前記例のとおりとするには、次に、下図のとおり作業を進めます。なお、この例では、パッケージ名を「East01」、パッケージの作成先ディレクトリを「C:\temp」としています。
パッケージの作成が成功しても、設定した測定条件に誤りがあると、正しく測定できません。パッケージ作成後は、「11.3.3 パッケージをインストールする(エンドユーザの作業)」を参考に一度インストールを行い、測定条件に従って測定できることを確認してください。
[測定条件の設定(1/3)]画面では設定する測定対象のWebサイトは、最大5個まで指定できます。
複数のWebサイトを測定対象とする場合は、以下の例を参考に設定してください。
サイト
ホスト名
IPアドレス
サイト1
*.fujitsu.com
202.232.140.*
サイト2
www.fmworld.net
202.248.141.106
[測定条件の設定(2/3)]画面で選択するエンドユーザ情報は、レポート作成においてエンドユーザ単位の集計を可能とします。詳細については、「11.5 Browser Agentパッケージに関する補足事項」を参照してください。
[測定条件の設定(2/3)]画面で以下を選択した場合、以下の括弧内の内容は、エンドユーザがインストールパッケージをインストールする際の問合せ内容となります。
- エンドユーザ入力(E-mailアドレス)
- エンドユーザ入力(ユーザ名と会社名(形式:ユーザ名@会社名))
なお、上記の選択時には、「入力内容のカストマイズ」ボタンが表示され、括弧内の問合せ内容をカストマイズすることができます。以下は、「入力内容のカストマイズ」ボタンとボタン押下後に表示される[エンドユーザ入力の内容を変更する]画面の例です。
たとえば、以下のようにカストマイズします。
この場合、エンドユーザがインストールパッケージをインストールする際の問合せは、エンドユーザの言語環境に合わせて、以下のようになります。
[言語環境が日本語の場合]
[言語環境が英語の場合]
Browser Agentと収集サーバのHTTP通信でSSLを使用し、クライアント認証も行う場合、クライアント認証で使用するクライアント証明書ファイルおよび秘密鍵ファイルをパッケージに組み込む必要があります。
クライアント認証で使用するクライアント証明書ファイルと秘密鍵ファイルを事前に用意し、[クライアント認証の設定]画面で指定してください。
Browser Agentで使用できるクライアント証明書および秘密鍵は、以下の形式です。
ファイル種別
形式
クライアント証明書
X.509形式
秘密鍵
パスワードなし
システム管理者は、作成したパッケージをエンドユーザへ配布します。
配布方法としては、フロッピィなどの媒体による配布や、Web上のダウンロードサイトによる配布などがあります。
インストール条件については、「3.4 Browser Agent」を参照してください。
まず、以下の手順でインストーラを起動します。
前記例のとおりとするには、次に、下図のとおり作業を進めます。なお、この例では、インストールディレクトリをデフォルトのままとしています。
再起動後、Browser Agentが正常に動作すると、タスクトレイに次のアイコンが表示されます。
以下は、表示例です。赤で印した箇所です。
[Proxyサーバ経由の選択]画面で、「はい」を選択した場合は、[Proxyサーバ情報の設定]画面で必要事項を設定してください。以下は、[Proxyサーバ情報の設定]画面の例です。
エンドユーザがMicrosoft(R) Internet Explorerをご利用する場合、まず、[ツール]→[インターネットオプション]でインターネットオプション画面を開き、[詳細設定]タグを選択し、[ブラウズ]の[サードパーティ製のブラウザ拡張を有効にする(再起動が必要)]がチェックされていることをご確認ください。
もし、チェックがされていない場合、Browser Agentのデータは収集サーバへ送信されません。
以下の手順で作業します。
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