Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux - 13.2
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第4部 導入(応用編)> 第11章 エンドユーザレスポンスを管理する

11.5 Browser Agentパッケージに関する補足事項

Browser Agentパッケージの配布にあたっては、レスポンスデータの分析をどのように行うかを検討し、それに適したパッケージを配布する必要があります。以降、Browser Agentパッケージの配布パターンについて、以下の順で説明します。

11.5.1 任意のグループで分析する場合

たとえば、関東地区と関西地区のように、測定結果を任意のグループで分析する場合には、Browser Agentパッケージをそれぞれのグループごとに作成し、「パッケージ名」にはそれぞれのグループを示す名前を付け、「エンドユーザ情報」には「パッケージ名」を指定します。パッケージ配布時には、グループごとに対応したパッケージを配布します。

パッケージの作成については、「11.3.1 パッケージを作成する」を参照してください。

11.5.2 エンドユーザ属性で分析する場合

測定結果をエンドユーザ属性(「E-mailアドレス」、「ユーザ名と会社名」または任意のユーザ情報のどれかひとつ)で分析する場合には、Browser Agentパッケージを1つ作成し、「エンドユーザ情報」には「エンドユーザ属性(E-mailアドレス)」または「エンドユーザ属性(ユーザ名と会社名)」のどちらかを指定します。(どちらもカストマイズ可能)

パッケージの作成については、「11.3.1 パッケージを作成する」を参照してください。

11.5.3 エンドユーザマシン属性で分析する場合

測定結果をエンドユーザマシン属性(「IPアドレス」か「収集サーバから見たIPアドレス」のどちらか)で分析する場合には、Browser Agentパッケージを1つ作成し、「エンドユーザ情報」には「エンドユーザマシン属性(IPアドレス)」か「エンドユーザ属性(収集サーバから見たIPアドレス)」のどちらかを指定します。


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