Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux - 13.2 |
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第4部 導入(応用編) | > 第11章 エンドユーザレスポンスを管理する |
設定は、以下の順で行います。
収集プログラム(CGI)および転送プログラム(CGI)は、CGI用のユーザ権限で実行されます。そのため、一時ファイルの格納先(ManagerもしくはProxy Managerのインストール資材に含まれる収集ディレクトリ)には、CGI用のユーザ権限に対し、適切なアクセス権限の設定が必要です。
インストール資材のアクセス権限がセキュリティ強化として一括変更されている場合、Administrator権限でシステムにログインし、以下の方法で収集ディレクトリのアクセス権限をインストール直後の状態に戻してください。(セキュリティ上のリスクは大きくなります)
C:\> <インストールディレクトリ>\bin\sqcSetFileSec.exe -u <可変ファイル格納ディレクトリ>\wslm
スーパ・ユーザ権限でシステムにログインし、以下の方法で収集ディレクトリのアクセス権限を変更してください。(セキュリティ上のリスクは大きくなります)
# chmod 777 /var/opt/FJSVssqc/wslm
収集サーバ上のWebサーバにおいて、以下のディレクトリに対する仮想ディレクトリとして「SQC」を定義します。
<インストールディレクトリ>\www\
/opt/FJSVssqc/www/
また、配下の以下のディレクトリに対してCGIプログラムの実行権を付加します。
<インストールディレクトリ>\www\cgi-bin\
/opt/FJSVssqc/www/cgi-bin/
具体例については、「第20章 HTTP通信環境のセットアップ」を参照してください。なお、上記設定は、既に仮想ディレクトリが定義済の場合は必要ありません。
収集サーバがManagerであり、かつManagerがクラスタシステム運用の場合は、現用系サーバ・待機系サーバ両方で上記の設定を行ってください。(クラスタシステム運用はEnterprise Editionで提供される機能です。)
Browser Agentと収集サーバのHTTP通信には、SSLを使用することができます。インターネット越しに情報を収集する場合、インターネット通過中の第三者への情報漏洩防止の点から、SSL使用をお奨めします。
SSL使用にあたっては、上記ディレクトリに対する仮想ディレクトリを、別途SSL用に定義してください。
また、Browser Agentと収集サーバのHTTP通信でSSLを使用する場合、クライアント認証を行うことができます。クライアント認証を行う場合には、SSL用に定義した仮想ディレクトリを、クライアント認証を行うように定義してください。
収集ポリシーの作成と適用については、「16.2 レスポンス・稼働情報収集ポリシー作成」を参照してください。
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