Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux - 13.2
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第5部 リファレンス

第20章 HTTP通信環境のセットアップ

本製品では、管理用の通信にHTTPを用いています。本章では、HTTP通信環境のセットアップ方法について説明します。

HTTP通信環境のセットアップが必要になるのは、以下の場合です。

運用管理クライアント

  • 必ず必要です。

Manager

  • Browser Agentが収集した情報を受信するサーバにする場合に必要です。

    Managerがクラスタシステム運用の場合は、現用系サーバ・待機系サーバ両方で本設定を行ってください。(クラスタシステム運用はEnterprise Editionで提供される機能です。)

Proxy Manager

  • Browser Agentが収集した情報を受信するサーバにする場合に必要です。
  • Pull方式でManagerと通信する場合で、かつ、本製品提供機能(thttpd)を使用せず、一般的なhttpサービスを利用する場合に必要です。

Agent

  • Pull方式でManagerと通信する場合で、かつ、本製品提供機能(thttpd)を使用せず、一般的なhttpサービスを利用する場合に必要です。

Webサーバの接続のタイムアウト時間が、300秒かまたはそれ以上に設定されていることを確認してください。300秒未満の場合、レポート画面を表示した際に「サーバーが見つからないか、DNS エラーです。」というエラーが表示される場合があります。とくにMicrosoft(R) Internet Information Service 6.0の標準設定は120秒となっておりますので、300秒かまたはそれ以上に修正する必要があります。

また、接続のタイムアウトを300秒以上に設定する場合、あわせてCGIスクリプトのタイムアウトも300秒以上に設定に設定してください。標準設定では300秒となっています。


下へ20.1 仮想ディレクトリ
下へ20.2 仮想ディレクトリの設定方法
下へ20.3 運用管理クライアント基本認証の設定方法

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