Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux - 13.2
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第5部 リファレンス> 第16章 収集ポリシーの作成と適用

16.2 レスポンス・稼働情報収集ポリシー作成

レスポンス・稼働情報の収集ポリシーは、以下の二つの情報を元にして、作成されます。

以下、レスポンス・稼働情報収集ポリシー作成コマンの仕様について説明します。

【名前】

sqcAPolicy − レスポンス・稼働情報収集ポリシー作成

【形式】

<インストールディレクトリ>\bin\sqcAPolicy.bat

本コマンドを実行する際は、ス−パ・ユーザでログインしてください。

/opt/FJSVssqc/bin/sqcAPolicy.sh

【機能説明】

事前に定義された管理対象構成情報ファイル(レスポンス・稼働管理対象構成情報)を読み込んで、レスポンス・稼働情報の収集ポリシーを作成します。

【オプション】

なし。

【終了ステータス】

正常終了 0

異常終了 1

本コマンド実行後、管理対象構成情報ファイルに記述された内容を元に、実際に監視の対象となったサービスの稼働情報をチェックし、チェック結果を表示します。その際、設定された内容について誤りがないか問い合わせますので、確認してください。

表示された内容が正しい時はyesを選択し、誤っている場合は、noを選択します。

使用方法を間違えた場合、終了コード1で終了します。

その他のエラーが発生した場合、終了コード‐1で終了します。

正常終了した場合には、以下のメッセージを出力します。

異常終了した場合には、以下のメッセージを出力します。

【使用例】

C:\>cd C:\Program Files\SystemwalkerSQC\bin

C:\Program Files\SystemwalkerSQC\bin>sqcAPolicy

HTTP_1,23

DNS_1,24

PORT_1,1

Do you apply to these configurations?(yes/no)

yes

SqcAPolicy succeeded.

C:\Program Files\SystemwalkerSQC\bin>

# cd /opt/FJSVssqc/bin/

# ./sqcAPolicy.sh

HTTP_1,23

DNS_1,24

PORT_1,1

Do you apply to these configurations?(yes/no)

Yes

SqcAPolicy succeeded.

#

サービス名(上記の例ではHPPT_1)、カンマ( , )の次に数値が表示されます。この数字は、監視対象サービスの応答時間を示しています。-1以外の数字が表示されていれば、正常に稼働していることを示します。-1が表示されている場合は、監視対象サービス自体が起動されていないか、管理対象構成情報ファイルの定義内容に誤りがあることが考えられますので、正しく修正した後、再度本コマンドを実行してください。

【ファイル】

本コマンドが成功すると、管理対象構成情報ファイルに記述された内容に応じて、以下のファイルが生成されます。

<可変ファイル格納ディレクトリ>\control\WSLM.ini

<可変ファイル格納ディレクトリ>\control\HTTPPING.ini

<可変ファイル格納ディレクトリ>\control\DNSPING.ini

<可変ファイル格納ディレクトリ>\control\PORTPING.ini

<可変ファイル格納ディレクトリ>\control\SMTPPING.ini

<可変ファイル格納ディレクトリ>\control\AlertTarget.csv

/opt/FJSVssqc/control/HTTPPING.ini

/opt/FJSVssqc/control/DNSPING.ini

/opt/FJSVssqc/control/PORTPING.ini

/opt/FJSVssqc/control/SMTPPING.ini

/opt/FJSVssqc/control/AlertTarget.csv


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