Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux - 13.2
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第2部 導入(基本編)> 第6章 連携製品、及びその他補足/注意事項

6.8 Systemwalker Network Managerとの連携

Systemwalker Network Managerの運用管理サーバで、本製品とのレポート連携機能を使用することで、本製品のレポート画面からSystemwalker Network Managerのログデータのレポートを出力することができます。

本製品のAgentは、Systemwalker Network Managerの運用管理サーバにインストールします。

詳細については、Systemwalker Network Managerのマニュアルを参照してください。

以下では、本製品側で必要な手順を示します。

6.8.1 定義ファイル 

ログデータを本製品で表示するには、まず、以下の定義ファイルを用意します。

■定義場所

定義ファイルは、テキストファイルです。ファイルの作成と編集は、メモ帳などのテキストエディタを使用してください。ファイルのパスは、以下のとおりです。

/etc/opt/FJSVssqc/snmconf.ini


■形式

[MIDDLEWARE_CONF]

XML=ON | OFF

■説明

[MIDDLEWARE_CONF]

ログデータを管理するか否かを定義します。

XML=ON | OFF

選択肢の意味は以下のとおりです。初期値は、OFFになっています。

選択肢

意味

ON

ログデータを管理します。

OFF

ログデータを管理しません。

6.8.2 セットアップ 

上記定義を適用するには、sqcRPolicy と sqcSetPolicyコマンドを実行し、収集ポリシーの作成と適用を行う必要があります。

収集ポリシーの作成と適用の詳細については、「第16章 収集ポリシーの作成と適用」を参照してください。

また、収集ポリシーの作成と適用を実施した後に、コンソールへの反映が必要になります。「9.2.3.1.3 Agents」を参照して、Agent設定画面で構成情報の取得を行ってください。

6.8.3 PDBへの格納 

Systemwalker Network Managerの運用管理サーバで、本製品とのレポート連携機能による統計監視スケジュールを行うことで、自動的に、ログデータをPDBに格納します。

詳細については、Systemwalker Network Managerのマニュアルを参照してください。

6.8.4 表示 

ログデータは、以下の表示方法で表示することができます。

レポート

カテゴリ別診断、詳細レポートで表示します。

「データ間隔」は「1時間単位」および「1日単位」のみ使用可能です。それ以外の単位を指定しても表示は行われません。(IP稼動監視は「1日単位」のみ使用可能です)


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