Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux - 13.2 |
目次
索引
![]() ![]() |
第2部 導入(基本編) | > 第6章 連携製品、及びその他補足/注意事項 |
Systemwalker Centric Managerと連携する場合、以下の点を考慮して、設計・導入を実施してください。
詳細については、Systemwalker Centric Managerのマニュアルを参照してください。
しきい値監視で、しきい値超えが検知されると、Systemwalker Centric Managerの監視画面では、該当するノードにて異常が発生した旨の通知が行われます(ノードアイコンの点滅など)。
サーバ内リソース情報のしきい値監視については、Systemwalker Centric Managerの監視画面で認識されている管理対象ノードと、本製品の管理対象は合致します。しかし、レスポンス・稼働情報のしきい値監視については、しきい値超えの結果、どのノードアイコンを点滅させるか、事前に決めておく必要があります。
どのノードアイコンを点滅させるかは、レスポンス・稼働管理対象構成情報(ServiceConf.xml)の、各タグ内のAlertTarget属性で定義します。定義方法の詳細については、「第18章 レスポンス・稼働管理対象構成情報」を参照してください。
インストール時に、しきい値越えが発生した場合の通知方法として「イベントログ/syslog」を選択した場合は、実行するアラームアクションの種類として「Centric Manager」を定義する必要があります。定義方法の詳細については、「10.2 アラームアクション定義」を参照してください。
本製品で検出されたしきい値越えをCentric Managerのシステム監視画面で監視する場合には、以下の設定を行う必要があります。
「性能監視」は初期登録されている種別です。通常は登録する必要はありません。削除されている場合に限り以下の手順で登録します。
詳細については、Systemwalker Centric Managerのマニュアルを参照してください。
Systemwalker Centric Managerの監視画面から、本製品のモニタ画面を呼び出す場合は、Systemwalker Centric Managerの監視画面で、本製品のモニタをメニュー登録する必要があります。モニタ画面の呼び出し方法については、「7.5.1 モニタ呼び出し方法」を参照してください。
Systemwalker Centric Managerの部門管理サーバ(または運用管理サーバ)から、性能情報のCSV出力コマンドF3crTrfBcsvの出力結果(トラフィック情報)を取得し、そのCSV出力ファイルをPDBに格納すると、本製品のレポート画面からトラフィック情報のレポートを出力することができます。
当連携は、ファイル渡しによる連携のため、Systemwalker Centric Managerと本製品のAgentは、必ずしも同一ホスト上に配置する必要はありません。
以下に手順を示します。
トラフィック情報をPDBに格納するには、まず、以下の定義ファイルを用意します。
定義ファイルは、テキストファイルです。ファイルの作成と編集は、メモ帳などのテキストエディタを使用してください。ファイルのパスは、以下のとおりです。
<可変ファイル格納ディレクトリ>\control\cntrcconf.ini |
/etc/opt/FJSVssqc/cntrcconf.ini |
[MIDDLEWARE_CONF]
XML=ON | OFF
トラフィック情報を管理するか否かを定義します。
選択肢の意味は以下のとおりです。初期値は、OFFになっています。
選択肢 |
意味 |
---|---|
ON |
トラフィック情報を管理します。 |
OFF |
トラフィック情報を管理しません。 |
上記定義を適用するには、sqcRPolicy と sqcSetPolicyコマンドを実行し、収集ポリシーの作成と適用を行う必要があります。
収集ポリシーの作成と適用の詳細については、「第16章 収集ポリシーの作成と適用」を参照してください。
また、収集ポリシーの作成と適用を実施した後に、コンソールへの反映が必要になります。「9.2.3.1.3 Agents」を参照して、Agent設定画面で構成情報の取得を行ってください。
トラフィック情報をPDBに格納するには、sqcPDBcloadコマンドを使用します。
<インストールディレクトリ>\bin |
/opt/FJSVssqc/bin |
sqcPDBcload |
-c trafficdata-file |
PDBに格納する、トラフィックデータファイル(CSVファイル)を指定します。トラフィックデータファイルは、性能情報のCSV出力コマンドF3crTrfBcsvの出力結果です。
> sqcPDBcload -c traffic.csv |
トラフィック情報は、以下の表示方法で表示することができます。
レポート |
カテゴリ別診断、詳細レポートで表示します。 「データ間隔」は「1時間単位」のみ使用可能です。それ以外の単位を指定しても表示は行われません。 |
目次
索引
![]() ![]() |