Symfoware Parallel Server RDBユーザーズガイド データベース定義編 |
目次
索引
![]() ![]() |
第2章 データベースの作成 |
データベーススペースの作成が終了したら、論理構造の定義を行います。論理構造の定義を行うと、その情報がRDBディクショナリに格納されます。
論理構造の定義には、スキーマ定義、表定義、ビュー定義、権限情報定義およびプロシジャルーチン定義があります。
図:論理構造の定義の流れに論理構造の定義の流れを示します。
スキーマはスキーマ名により管理され、1つのデータベースに対して複数個作成することができます。
スキーマ定義は、CREATE SCHEMA文で行います。スキーマ定義では、スキーマを構成する要素として実表およびビュー表の定義を含めて記述します。
表定義では、実表名および実表を構成する列を定義します。1つのスキーマに対して複数個の実表を作成することができます。
表定義は、CREATE TABLE文で行います。
すでに定義済のスキーマに対して表定義を追加する場合も、同文で行います。
ビュー定義では、ビュー名およびビュー表を構成する列を定義します。1つのスキーマに対して複数個のビュー表を作成することができます。ビュー表定義はCREATE VIEW文で行います。
すでに定義済のスキーマに対してビュー定義を追加する場合も、同文で行います。
スキーマに所属する表、ビュー表、プロシジャおよびデータベーススペースの権限に関する情報を定義します。権限情報の定義はGRANT文で行います。
データベースを操作する業務の中には、つねに一定のパターンで処理を行うものもあります。このような一定のパターンの処理を、処理手続きとしてスキーマに定義しておくことができます。この処理手続きを、プロシジャルーチンと呼びます。プロシジャルーチン定義では、スキーマに所属するプロシジャルーチンを定義します。1つのスキーマに対して複数個のプロシジャルーチンを作成することができます。プロシジャルーチン定義は、CREATE PROCEDURE文で行います。
すでに定義済のスキーマに対してプロシジャルーチン定義を追加する場合も、同文で行います。
目次
索引
![]() ![]() |