ETERNUS SF XL-DATA/MV 使用手引書
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付録G クラスタリング運用> G.2 動作環境の設定

G.2.2 データ転送環境設定ファイルの設定

以下に示すとおり、クラスタリングシステムでは運用系サーバと待機系サーバのシステムノード名(UNIXサーバ)/コンピュータ名(IAサーバ)が異なっています。

[UNIXサーバの場合]

図

[IAサーバの場合]

図

そのため、クラスタリングシステム上でXLデータムーバを使用する場合、以下の定義を必須とします。


注意

データ転送環境設定ファイルへの仮想ノード名(UNIXサーバ)/仮想コンピュータ名(IAサーバ)の定義方法を以下に示します。
なお、データ転送環境設定ファイルの使用方法については、データ転送環境設定ファイルを参照してください。

■UNIXサーバの場合

環境項目名 SERVERNAME
設定値 SERVERNAME = 仮想ノード名
記述例
  SERVERNAME = SVNM01          
補足 データ転送環境設定ファイルは、製品インストール時、以下の場所に作成されます。
/etc/mftf/env/mftfenv.conf

図

■IAサーバの場合

環境項目名 SERVERNAME
設定値 SERVERNAME = 仮想コンピュータ名
記述例
  SERVERNAME = CMNM01          
補足 データ転送環境設定ファイルは、製品インストール時、以下の場所に作成されます。
インストールディレクトリ\mftfenv.ini

図


注意
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