ETERNUS SF XL-DATA/MV 使用手引書
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第2章 動作環境の設定> 2.6 サーバシステム側の環境設定> 2.6.1 UNIX/IAサーバ側の環境設定

[L30]
2.6.1.4 データ転送環境設定ファイルの設定

データ転送環境設定ファイルは、XLデータムーバがデータ転送する際に必要な環境情報を設定するファイルです。
本ファイルに設定する情報には、以下の機能に関する情報があります。

SANデータ連携製品によるデータ転送だけを行う場合は必要ありません。
本ファイルはインストール時に以下の場所に作成されます。

■構文形式

データ転送環境設定ファイルは以下の規則に従い設定してください。

0                                              256バイト
  環境項目名 = 設定値          ←情報行  
  #コメント
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■各種情報

環境項目名

環境項目名には以下のものが存在します。

環境項目名意 味
PUTDIRデータ転送統計情報出力ファイルの出力先ディレクトリの設定
PUTLINEデータ転送統計情報出力ファイルの切り換え設定
SERVERNAMEクラスタリング運用時に使用する仮想ノード名(UNIXサーバ)/仮想コンピュータ名(IAサーバ)

設定値

各環境項目名に設定する設定値について、以下に記載します。

PUTDIR = ディレクトリ名

PUTLINE = {n | DATE}

データ転送統計情報の出力ファイルには、二つのファイルが存在し、サイクリックに利用します。
この出力ファイルを、切り換えるタイミングについてここで設定します。
本環境項目およびPUTDIRの両方の設定を省略することで、データ転送統計情報は出力されません。
インストール時には、本設定はコメント行になっています。

指定する内容には、以下の2種類が存在します。


n

    各出力ファイルの切り換えを出力件数を元に行います。
    各出力ファイルへの出力件数を、500〜10000で指定します。
    ここで指定した出力件数を満たした時点で出力先ファイルを切り換えます。
    "DATE"と共に指定はできません。

DATE

    各出力ファイルの切り換えを、1日単位で行います。
    日付が変わった後、最初のデータ転送終了時に、出力ファイルを切り換えます。
    "n"(出力件数) と共に指定はできません。

[V13]
SERVERNAME = [ 仮想ノード名 | 仮想コンピュータ名 ]


参考

PUTDIRPUTLINEの二つの指定は、データ転送統計情報出力機能で使用される設定値です。
データ転送が実施されて、データ転送用ボリュームが使用される度に、データ転送統計情報出力ファイルに統計情報が出力されます。
よって、この指定は、XLデータムーバを使用した業務の運用や、ディスクの空き領域を考慮して設定する必要があります。
環境と不一致の設定をした場合、出力先ディレクトリに空き領域がなくなってしまう可能性があります。領域不足が発生すると、データ転送を実行する度にコンソール等にエラーが出力されます(データ転送は正常に完了します)。
そこで、データ転送統計情報出力機能が使用する、データ量の計算式を以下に記載します。

[データ転送統計情報出力に必要なデータ量の計算式]

(1) データ転送1件の情報量 クライアントファイルのパス名長の最大値 + サーバファイルのパス名長の最大値 + 228バイト
(2) 一つのデータ転送用ボリュームで使用するデータ転送統計情報出力ファイル二つの量 PUTLINE = n指定の場合 (1)の値 × PUTLINEで指定した出力件数 × 2
PUTLINE = DATE指定の場合 (1)の値 × 1日に一つのデータ転送用ボリュームでデータ転送する回数 × 2
(3) データ転送統計情報出力機能が使用する量 (2)の値 × データ転送用ボリュームの使用数

以上のことから、(3)でもとめた値が、必要な空き領域となります。


注意

データ転送環境設定ファイルとデータ転送統計情報出力ファイルの取扱いについて


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