ETERNUS SF XL-DATA/MV 使用手引書
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第8章 V10/V11L10からの移行> 8.1 V11L20/V11L30/V11L40での変更点

8.1.3 転送用ボリュームの初期化JCLの変更例

転送用ボリュームの初期化JCLの変更点を、"変更前JCL"と"変更後JCL"で説明します。

[変更前JCL]

----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8
//FORMAT10 JOB JOB CLASS=A,MSGCLASS=Y
//     EXEC PGM=KJUFMT,REGION=1024K
//SYSPRINT DD  SYSOUT=*
//SYSIN   DD  *
*
 volser                                 -
 区画制御データセット名                         -
 スライス制御用データセット名-1                     -
 スライスデータセット名-1                        -
 スライス制御用データセット名-2                     -
 スライスデータセット名-2                        -
   ・
   ・
 スライス制御用データセット名-16                    -
 スライスデータセット名-16                       -
 領域データセット名
/*

データ転送用ボリュームの初期化には、データ転送時の制御に必要となるデータセット名を指定する形式でした。

[変更後JCL]

----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8
//FORMAT11 JOB JOB CLASS=A,MSGCLASS=Y
//     EXEC PGM=KJUAFMT,REGION=1024K
//SYSPRINT DD  SYSOUT=*
//SYSIN   DD  *
 DEVICE VOL=volser,INIT
 DEFCL SYSNAME=clientシステム名
 DEFSV SYSNAME=serverシステム名,PATH=特殊ファイル名,
    CLNAME=clientシステム名
/*

データ転送用ボリュームの初期化には、データ転送を行う関係にある各システム名とボリューム情報を指定する形式になります。


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