ETERNUS SF XL-DATA/MV 使用手引書

1.2 XLデータムーバの動作環境

XLデータムーバは、以下の環境で動作します。
なお、SANデータ連携機能(XLジョブ連携を除く)は、PRIMEFORCEの共用ディスクは使用できません。
また、SANデータ連携機能は、SANデータ連携製品と組み合わせて使用しますので、SANデータ連携製品が動作する環境の準備も必要です。SANデータ連携製品が動作する環境は、その製品のマニュアルを参照してください。

[ETERNUS8000/ETERNUS6000/ETERNUS GR800 series、ETERNUS4000/ETERNUS3000/ETERNUS GR700 series、F6494/F6495/F6496/F6497を使用する場合]

■　適用機種

グローバルサーバ または PRIMEFORCE側	グローバルサーバ
	PRIMEFORCEマルチサーバ
	IBM社製メインフレーム
UNIX/IAサーバ側	PRIMEPOWER、GP7000F
	GP7000S
	PRIMERGY、GRANPOWER 5000 (注4)
	PRIMEQUEST
	S ファミリー
	Sun Enterprise Family
	Sun Ultra Workstation Family
	HP9000
	RS/6000
	各社 Windowsサーバ

■　動作ＯＳ

グローバルサーバ または PRIMEFORCE側	OSIV/MSP GSS21 マルチサーバシステムパック または OSIV/MSP GSS21i マルチサーバシステムパック (注1)
	OSIV/XSP GSS21 マルチサーバシステムパック または OSIV/XSP GSS21i マルチサーバシステムパック (注1)
	OSIV/MSP GSS21/PRIMEFORCEエディション または OSIV/MSP GSS21i/PRIMEFORCE Standard Edition (注1)
	OSIV/XSP GSS21/PRIMEFORCEエディション または OSIV/XSP GSS21i/PRIMEFORCE Standard Edition (注1)
	OSIV/MSP AFII V10L10 C94091以降
	OSIV/XSP AFII V10L10 V94121以降
	OS/390 V2R5〜V2R10
UNIX/IAサーバ側	Solaris 2.6 OS Solaris 7 OS Solaris 8 OS   (注2) Solaris 9 OS   (注2) [V13] Solaris 10 OS   (注2)
	HP-UX 11.0 HP-UX 11i   (注13)
	AIX 4.3.3 AIX 5L V5.1   (注11) AIX 5L V5.2   (注13) [V13] AIX 5L V5.3   (注16)
	Windows NT Windows 2000  (注3) Windows Server 2003  (注3) (注11) (注14) [V13] Windows Server 2003 (Itanium)   (注3) (注17)
	[L30]  (注4) Red Hat Linux 7.2 Professional Red Hat Enterprise Linux AS (v.2.1) Red Hat Enterprise Linux ES (v.2.1)   (注11) Red Hat Enterprise Linux AS (v.3)   (注12) Red Hat Enterprise Linux ES (v.3)   (注12) [0230] Red Hat Enterprise Linux AS (v.4 for Itanium)   (注15)

■　必須ハードウェア (注10)

グローバルサーバ または PRIMEFORCEと UNIX/IAサーバ間	DASD: ETERNUS8000/ETERNUS6000/ETERNUS GR800 series (注4) (注5) (注6) 　(ホストインタフェース(Fibre Channel または、Ultra SCSI)付き) Ultra SCSI ホストアダプタまたはファイバチャネルアダプタ
	DASD: F6494/F6495/F6496/F6497 (注2) (注3) (注4) (注6) 　(SCSIパス機構またはFCパス機構付き) FastWide SCSI2ホストアダプタまたはファイバチャネルアダプタ
[L20, L30] UNIX/IAサーバと UNIX/IAサーバ間	DASD: ETERNUS4000/ETERNUS3000/ETERNUS GR700 series (注2) (注4) (注7) (注8) 　(ホストインタフェース(Fibre Channel または、Ultra SCSI)付き) Ultra SCSI ホストアダプタまたはファイバチャネルアダプタ
	DASD: ETERNUS8000/ETERNUS6000/ETERNUS GR800 series (注2) (注4) (注8) 　(ホストインタフェース(Fibre Channel または、Ultra SCSI)付き) Ultra SCSI ホストアダプタまたはファイバチャネルアダプタ
	DASD: 他社ディスク (注9)

注1)	XLデータムーバV11を提供しているGSS21およびGSS21iのV/Lは、富士通技術員(SE)にお問い合わせください。
注2)	Solaris 8 OS、Solaris 9 OS、Solaris 10 OSの場合、F6494/F6495/F6496/F6497は使用できません。 Solaris 9 OSで使用できるディスクについては、富士通技術員(SE)にお問い合わせください。 Solaris 9 OSは、XLデータムーバ 2.2よりサポート。 Solaris 10 OSは、ETERNUS SF XL-DATA/MV 13.0よりサポート。
注3)	Windows 2000、Windows Server 2003、Windows Server 2003 (Itanium) の場合、F6494/F6495/F6496/F6497は使用できません。
注4)	Linuxの場合、PRIMERGYだけが使用可能です。(Red Hat Enterprise Linux AS (v.4 for Itanium)を除く) また、使用可能なアダプタやディスクについては、富士通技術員(SE)にお問い合わせください。
注5)	XLデータムーバV11の追加機能を使用する場合、使用可能なディスクまたは論理ユニットで示す容量のディスクドライブを使用してください。 なお、OS/390の場合、GR840だけ使用できます。
注6)	MVVフォーマットを使用してください。
注7)	装置により接続可能なチャネルが異なります。接続可能なチャネルは富士通技術員(SE)にお問い合わせください。
注8)	ディスクの論理ユニットは、使用可能なディスクまたは論理ユニットで示す容量の論理ユニットを使用してください。
注9)	他社ディスクは、ETERNUS SF XL-DATA/MVまたはSoftek XLデータムーバの場合に利用できます。使用可能なディスクについては、富士通技術員(SE)にお問い合わせください。
注10)	使用可能なディスクについては、富士通技術員(SE)にお問い合わせください。
注11)	Softek XLデータムーバ V02L20(2.2)よりサポート。
注12)	Softek XLデータムーバ V02L21よりサポート。
注13)	Softek XLデータムーバ V02L30(2.3)よりサポート。
注14)	64bitのWindows Server 2003は、Softek XLデータムーバ V02L30よりサポートしており、32bitモードで動作します。
注15)	64bitのLinux (Red Hat Enterprise Linux AS (v.4 for Itanium))は、Softek XLデータムーバ V02L30よりサポート。
注16)	ETERNUS SF XL-DATA/MV 13.0よりサポート。
注17)	Windows Server 2003 (Itanium) は、ETERNUS SF XL-DATA/MV 13.0よりサポートしており、64bitモードで動作します。

[PRIMEFORCEの共用ディスクを使用する場合]

■　適用機種

PRIMEFORCEマルチサーバ

■　動作ＯＳ

PRIMEFORCE側	OSIV/MSP GSS21/PRIMEFORCEエディション または OSIV/MSP GSS21i/PRIMEFORCE Standard Edition (注1)
	OSIV/XSP GSS21/PRIMEFORCEエディション または OSIV/XSP GSS21i/PRIMEFORCE Standard Edition (注1)
UNIX/IAサーバ側	Solaris 8 OS Solaris 9 OS   (注2) [V13] Solaris 10 OS   (注2)
	Windows 2000 Windows Server 2003  (注3) (注4)
	Red Hat Enterprise Linux AS (v.2.1) Red Hat Enterprise Linux ES (v.2.1)   (注3) Red Hat Enterprise Linux AS (v.3)   (注5) Red Hat Enterprise Linux ES (v.3)   (注5)

注1)	XLデータムーバV11を提供しているGSS21およびGSS21iのV/Lは、富士通技術員(SE)にお問い合わせください。
注2)	Solaris 9 OSは、XLデータムーバ 2.2よりサポート。 Solaris 10 OSは、ETERNUS SF XL-DATA/MV 13.0よりサポート。
注3)	Softek XLデータムーバ V02L20(2.2)よりサポート。
注4)	64bitのWindows Server 2003は、Softek XLデータムーバ V02L30よりサポートしており、32bitモードで動作します。
注5)	Softek XLデータムーバ V02L21よりサポート。

グローバルサーバ側のエミュレータ端末について

英小文字を使用する場合は、EBCDIC-ASCIIコードを入力できる端末が必要です。また、英小文字を入力するためには、入力モードを“EBCDIC-ASCII”に変更する必要があります。