Interstage Application Server UDDIサービス ユーザーズガイド
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第3部 UDDIレジストリサービス編> 第10章 UDDIレジストリサービス環境設定ファイル> 10.3 環境設定ファイルのタグの詳細

10.3.6 ユーザデータ領域の定義(userタグ)

UDDIレジストリサービスを利用するユーザが格納できる情報の最大登録数を定義します。ここで指定する値は、ユーザ領域作成時のデフォルト値であり、個々のユーザごと登録できる最大数を変更したい場合は、uddiadmusrコマンドを利用してください。

■記述例

<config version="2.0">
 :
 <user>
  <businessEntityLimit> number </businessEntityLimit>
  <businessServiceLimit> number </businessServiceLimit>
  <bindingTemplateLimit> number </bindingTemplateLimit>
  <tModelLimit> number </tModelLimit>
 </user>
 :
</config>

■タグの詳細

タグ名

説明

タグの省略

複数指定

businessEntityLimit

ユーザが登録できるbusinessEntityの最大数のデフォルト値を指定します。無制限にしたい場合は、“infinity”と指定してください。
省略された場合、デフォルト値は“10”になります。

×

businessServiceLimit

ユーザが登録できるbusinessServiceの最大数のデフォルト値を指定します。無制限にしたい場合は、“infinity”と指定してください。
省略された場合、デフォルト値は“20”になります。

×

bindingTemplateLimit

ユーザが登録できるbindingTemplateの最大数のデフォルト値を指定します。無制限にしたい場合は、“infinity”と指定してください。
省略された場合、デフォルト値は“40”になります。

×

tModelLimit

ユーザが登録できるtModelの最大数のデフォルト値を指定します。無制限にしたい場合は、“infinity”と指定してください。
省略された場合、デフォルト値は“100”になります。

×


ユーザが登録できる最大数を無制限にした場合、登録数が増大し、ディスク資源の圧迫や性能劣化を引き起こすことがあります。運用時には、定期的なDSAの不要資源の削除やエントリ数に応じたDSAのチューニングを行ってください。
DSAの不要資源の削除やチューニングにつきましては、InfoDirectoryのマニュアルをご覧ください。

■記述例

<config version="2.0">
 :
 <user>
  <businessEntityLimit>3</businessEntityLimit>
  <businessServiceLimit>10</businessServiceLimit>
  <bindingTemplateLimit>30</bindingTemplateLimit>
  <tModelLimit>30</tModelLimit>
 </user>
 :
</config>


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