Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド
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第3章 環境構築(RDBを使用する場合)> 3.7 レプリケーション形態の環境構築

3.7.8 Linkexpress Replication optionのセットアップ

 複写元システム(リポジトリのマスタサーバ)と複写先システム(リポジトリのスレーブサーバ)で以下の設定をします。

【複写元システム(リポジトリのマスタサーバ)、および複写先システム(リポジトリのスレーブサーバ)での操作】
  1. 動作環境ファイルの作成

    Linkexpress Replication optionのインストール時に自動作成された動作環境ファイル“lxrepconfig”をコピーし、動作環境ファイルを新規作成します。このときファイル名は、“RDBシステム名_rep.cfg(すべて半角文字で記述します。)”とします。

    動作環境定義例

    REPLICATION = ON
    LOGMNGPATH = C:\work\logmng
    DEFMNGPATH = C:\work\defmng

    REPLICATION = ON
    LOGMNGPATH = /work/logmng
    DEFMNGPATH = /work/defmng

     

    【複写元システム(リポジトリのマスタサーバ)での操作】

  2. トランザクションログファイルの作成

    Symfoware/RDBのテンポラリログファイルのBIログ域とAIログ域の合計サイズより、10%〜30%大きいサイズにしてください。テンポラリログファイルのBIログ域とAIログ域の見積もりは、“テンポラリログファイルの見積もり式”を参照してください。その他の資源については、“Linkexpress Replication option 説明書”を参照してください。
    トランザクションログファイルの作成には、lxreplogコマンドを使用します。

    トランザクションログファイル作成操作例

    lxreplog -I
    lxreplog -G -s C:\work\log,1000M

    lxreplog -I
    lxreplog -G -s /dev/rdsk/c1t0d0s1,1000M

    lxreplog -I
    lxreplog -G -s /dev/raw/raw5,1000M

     lxreplogコマンドの詳細は、“Linkexpress Replication option 説明書”の“コマンドリファレンス”を参照してください。

 詳細は、“Linkexpress Replication option 説明書”の“オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション”-“レプリケーション運用のためのセットアップ”-“Linkexpress Replication optionのセットアップ”を参照してください。


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