Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド
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第3章 環境構築(RDBを使用する場合)> 3.7 レプリケーション形態の環境構築> 3.7.7 Linkexpressのセットアップ

3.7.7.3 DB連携機能の環境定義

 LinkexpressのDB連携機機能を使用するために必要な定義をします。複写元システム(リポジトリのマスタサーバ)と複写先システム(リポジトリのスレーブサーバ)の両方で実施してください。

 DB動作環境定義のオペランドに以下の値を指定してください。

項目

設定値

LOCK_TARGET

RECORD:行単位に排他処理をします。

LOCK_LEVEL

READ_COMMITTED:独立性水準としてREAD COMMITTEDを使用します。

RETRY_COUNT

10

PREPARE_MAX

10

DB動作環境定義の例を示します。

 DB動作環境定義例(複写元システム(リポジトリのマスタサーバ))
LOCK_TARGET:RECORD
LOCK_LEVEL:READ_COMMITTED
RETRY_COUNT:10
 
 DB動作環境定義例(複写先システム(リポジトリのスレーブサーバ))
LOCK_TARGET:RECORD
LOCK_LEVEL:READ_COMMITTED
RETRY_COUNT:10
PREPARE_MAX:10

 DB連携機能の環境定義の詳細は、“Linkexpress Replication option 説明書”の“DB連携機能の環境定義”、および“Linkexpressのヘルプ”の“DB連携機能の定義”を参照してください。


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