Interstage Job Workload Server 運用ガイド
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第4章 保守> 4.1 バッチシステムの退避/復元> 4.1.5 一括退避/復元のサンプル> 4.1.5.4 復元簡易化ツールを使用したバッチジョブ定義データベース環境資源の復元

4.1.5.4.1 バッチジョブ定義データベース環境資源の復元用サンプル

バッチジョブ定義データベース環境資源の復元用サンプルの使用方法について以下に示します。

■実行形式

/opt/FJSVibsbc/sample/bk_rs_tool/btfwrstjobdef [-f] 退避ディレクトリ

■機能説明

指定された退避ディレクトリに退避されている情報を表示し、以下のバッチジョブ定義データベース環境資源を復元します。
-fオプションを省略した場合(確認メッセージを表示するにした場合)、以下の確認メッセージが表示されます。
Do you continue the restore?[y,n]
続行する場合は“y”を入力後、[Enter]を押してください。
キャンセルする場合は“n”を入力後、[Enter]を押してください。
その他を入力すると、上記メッセージを再表示します。
退避ディレクトリにバックアップされている情報の表示項目は以下のとおりです。

表示項目

内容

date:

退避した日時を表示します。

database space size:

退避した時のデータベーススペース容量(kbyte)を表示します。

■オプション

-f

確認メッセージを表示しません。

■オペランド

退避ディレクトリ

バッチジョブ定義データベース環境資源を“バッチジョブ定義データベース環境資源の退避用サンプル”を使用して退避したディレクトリを、216バイト以内で指定します。
退避ディレクトリの指定形式は、絶対パス、または相対パスで指定します。
相対パスで指定した場合は、カレントディレクトリからの相対パスになります。

相対パスで指定する場合でも、指定したパスの絶対パスの長さが216バイトを超えるディレクトリは指定できません。

■実行可能ユーザ

システム管理者(スーパユーザ)

■使用例

バッチジョブ定義データベース環境資源の復元を行います。
# /opt/FJSVibsbc/sample/bk_rs_tool/btfwrstjobdef -f /home/backup/jobdef
--backup information--
date:20060803105959
database space size:131072
   :
FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03392: Completed restoring batch job definition database environmental resource.

■復帰コード

0:正常終了
上記以外:異常終了

■注意事項


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