Interstage Job Workload Server 運用ガイド |
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第2章 通常運用 | > 2.2 バッチ業務の運用 | > 2.2.3 ジョブの実行結果確認 |
対象ジョブのジョブログをもとに、ジョブの実行結果を確認します。
ジョブログの出力先/出力内容については、“ジョブログ”を参照してください。
参照しているジョブログファイルが対象ジョブのジョブログか再度確認します。
ジョブログの「ジョブ情報」内の以下の情報を確認して、対象ジョブと一致しているか確認してください。
ジョブ終了コードには、実行したジョブの結果を示すコードが出力されます。
ジョブ終了コードは、「ジョブ情報」内の以下に出力されます。
ジョブ終了コードについては、“Interstage Job Workload Server メッセージ集”の“ジョブ終了コード”を参照してコードの意味を確認してください。
ジョブ終了コードの意味を確認後、以下のようにジョブがどのような状態で終了したのか概要を把握してください。
異常な値の場合には、ジョブ内で実行したバッチアプリケーションが正常に動作していない可能性があります。
それを考慮して、以降の“実行したジョブステップの動作確認”などの一通りの確認を行ってください。
確認後、異常があった場合には、異常の原因を究明し対処した後で、“ジョブの再実行”を行ってください。
ジョブが実行されると、“ジョブログ”の“バッチ実行サービスが出力したジョブメッセージ”内に、ジョブの実行過程におけるジョブステップの開始/終了や、資源の獲得/解放などの情報がメッセージとして出力されます。
出力されるメッセージのラベルはすべて"FSP_INTS-JOB_BTFW"です。
実行されたジョブステップごとに、必ずジョブステップ開始時のメッセージと、終了時のメッセージが出力されます。
ジョブステップ開始/終了時に出力するメッセージの出力例を以下に示します。
FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 50101: Started jobstep. : JOBSTEPNO='1' JOBSTEPNAME='step1' WUNAME='que001_CWU' PID='24433' FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 50102: Terminated jobstep. : CODE='0x00000000' |
実行したすべてのジョブステップに対して、上記メッセージおよび、ジョブステップ開始から終了までの間に出力される、資源の獲得/解放などのメッセージをもとにして、以下のことを確認してください。
- ジョブステップ終了コードのコード体系は、ジョブ終了コードと同じです。
ジョブステップ終了コードについては、“Interstage Job Workload Server メッセージ集”の“ジョブ終了コード”を参照してください。- エラーメッセージの意味、対処については、“Interstage Job Workload Server メッセージ集”を参照してください。
さらに、“バッチアプリケーションの出力情報”に出力されている、各ジョブステップで出力した標準出力/標準エラー出力の情報が正しいか確認してください。
ジョブログの確認が完了した後、不要となったジョブログは削除してください。
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