Interstage Job Workload Server 運用ガイド |
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第2章 通常運用 | > 2.2 バッチ業務の運用 | > 2.2.2 ジョブの状態確認 |
投入したデマンドジョブの状態確認は、バッチサーバ上でジョブ情報の表示コマンド(btfwjobinfoコマンド)により行います。
btfwjobinfoコマンドの詳細および、ジョブの各情報の内容については、“Interstage Job Workload Server リファレンス”を参照してください。
本コマンドは、ジョブ情報を以下の形式で表示できます。
また、ジョブが終了した場合、ジョブ情報は表示されません。
したがって、対象のジョブのジョブ情報が表示されなくなった場合には、ジョブの実行が終了したと判断してください。
なお、ジョブが正常終了したかどうかの判断方法は、“ジョブの実行結果確認”の手順に従って行ってください。
投入したジョブの状態をまとめて確認したい場合には、ジョブの一覧表示を行います。
ジョブの一覧表示するには、btfwjobinfoコマンドを以下のように実行します。
btfwjobinfo |
btfwjobinfoコマンドは、本コマンドを投入したユーザによって、表示するジョブの一覧の範囲が異なります。
また、ジョブの一覧情報をさらに絞り込みたい場合には、対応するオプションを指定して実行してください。
表示されるジョブ情報には、以下の情報があります。
btfwjobinfoコマンドの出力例を以下に示します。
JobName(Jobno) JobQueueName State SubmitTime Priority UserName ------------------------------------------------------------------------------ job_A1001(2462) queue1 exec 2006/03/14 15:53:22 32 mcbtuser job_A829(2295) queue1 wait 2006/03/13 13:22:33 32 mcbtuser |
対象ジョブの"State"の情報を確認してください。(主な状態を以下に示します。)
"exec":ジョブは実行中
"wait":ジョブは実行待ち
単一ジョブの詳細情報を表示するには、btfwjobinfoコマンドを以下のように実行します。
btfwjobinfo -l 15 |
※"15"は、ジョブ番号です。
ジョブの詳細情報を表示するには、対象のジョブのジョブ番号が必須です。
対象のジョブのジョブ番号がわからない場合には、「ジョブの一覧表示」を行い「ジョブ名」などをもとに「ジョブ番号」を確認してください。
ジョブの一覧表示の項目に加えて、以下の項目を表示します。
btfwjobinfoコマンドの出力例を以下に示します。
Job Name = job_A1001 Job Number = 2462 User Name = mcbtuser State = exec Submit Time = 2006/03/14 15:53:22 Start Time = 2006/03/14 15:53:23 Jobstep Number = 1 / 5 Jobstep Name = step01 Priority = 32 Time Limit = 600 Completion Code = max Joblog File Name = /home/mcbtuser/joblog/job_A1001 Job Definition Name = job_A1001 Jobqueue Name = queue1 Initiator Name = queue1 Batch Workunit Name = queue1_CWU |
対象ジョブの"State"の情報を確認してください。(主な状態を以下に示します。)
対象ジョブが実行中の場合には、"Jobstep Number"や"Jobstep Name"を確認しジョブがどこまで実行されたのか確認してください。
実行待ちの場合には、ジョブが実行されるまで待ってください。
ファイルの排他獲得中の場合には、“ファイルの排他待ちになっている場合”の手順に従ってファイルの排他情報を確認して対処してください。
想定した(これまで実績がある)時間内にジョブが実行中に遷移しない場合には、“ジョブが実行開始遅延した場合の対処”の手順に従って対処してください。
また、想定した時間内にジョブが終了しない場合には、“ジョブが実行終了遅延した場合の対処” の手順に従って対処してください。
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