Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド - Solaris(TM) Operating Environment - |
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以下の手順で、移行元のコンピュータにログオンして移行データを退避します。
/opt/systemwalker/bin/pcentricmgr -s |
/opt/systemwalker/bin/poperationmgr -s |
SystemWalker/CentricMGR 4.1以前の製品からバージョンアップする場合
それぞれのバージョンのマニュアルにしたがって、SystemWalker/CentricMGRのデーモンを停止します。ただし、NetWalker関連のデーモンは停止しないでください。
Systemwalker Centric Manager 11.0のCD-ROMをセットし、以下のコマンドを実行します。
CD-ROMマウントポイント/unx32/tool/swmove -b 移行データの退避先ディレクトリ名 |
退避先ディレクトリ名は、フルパスで指定します。空白を含むことはできません。
swmoveコマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
コマンドが途中でエラーになった場合は、エラーの原因を取り除き、エラー時と同じ退避先ディレクトリを指定してコマンドを再実行します。
SystemWalker/CentricMGR 4.1以前の製品からバージョンアップする場合
swmoveコマンド実行時に、旧バージョンのパッケージの削除について問い合わせがあります。これに対して、“Y(削除)”を応答してください。旧バージョンのパッケージを手操作で削除しないでください。
swmoveコマンド実行後は、システムの再起動が必要です。
NetWalker/Baseについて
swmoveコマンドではNetWalker/Baseは削除対象になりません。また、NetWalker/Baseを手操作で削除しないでください。
NetWalker/Baseのユーザ資産の退避確認
swmoveコマンドの実行後、NetWalker/Baseの旧バージョンが退避されたことを確認してください。バージョンアップ準備で行うExport操作によりNW2V5.configファイルが作成されていない場合、NetWalker/Baseのユーザ資産は、swmoveコマンドの退避対象になりません。
以下の退避先ディレクトリが作成されていることを確認してください。作成されてない場合、旧環境は退避されていません。
- /ユーザ指定の退避先/fjsvfnmkt/ または
- /var/opt/FJSVftlc_trans/fjsvfnmkt/
NetWalker/Baseの退避に失敗した場合は、“NetWalker/Baseのデータが移行されない場合”を参照してください。
退避時とは別に移行元の旧バージョンを削除する場合
swmoveコマンドを実行すると、削除が必要なパッケージはコマンド実行時に削除できます。コマンド実行時に、移行に使用したユーザ資産の退避先ディレクトリを指定します。退避コマンド実行時の旧バージョンの削除問い合わせに対して、“Y”を応答してください。アンインストールが必要なパッケージが削除されていない場合は、swmoveコマンドを再実行してください。
以下のファイルにアンインストールが必要なパッケージ名が書き込まれます。
退避先ディレクトリ/rmpackage.inf
このファイルに記載されていないパッケージは、手操作で削除しないようにしてください。
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