Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド - Solaris(TM) Operating Environment -
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上へ第2章 運用管理サーバのバージョンアップ

2.1 バージョンアップ手順

■同一コンピュータでバージョンアップする場

バージョンアップ前の環境で移行データを退避後、既存の運用環境を削除および旧バージョンのアンインストールを行います。その後、本バージョンのインストールと環境構築を行って、退避しておいた移行データを復元するという手順になります。

なお、同じコンピュータへバージョンアップする場合でも、コンピュータのIPアドレスやホスト名が変わる場合は、別のコンピュータへバージョンアップする場合の操作を行ってください。

以下に、運用管理サーバのバージョンアップ作業手順を示します。

1 バージョンアップの準備
 ・未配付のポリシーがある場合
 ・運用管理クライアントの移行の準備
 ・SystemWalker/CentricMGR 4.1以前の製品からバージョンアップする場合

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2 バージョンアップ
 ・運用環境の退避と運用環境の削除
 ・アンインストール
 ・インストールと運用環境の作成
 ・運用環境の復元
 ・システムの再起動
 ・SVPMのシステム構成情報の登録

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3 利用機能別に必要な作業
 ・ネットワーク監視機能を使用している場合
 ・イベント監視機能を使用している場合
 ・性能監視機能を利用している場合
 ・アプリケーション管理機能を利用している場合
 ・Systemwalker Centric Manager GEE 11.0へのバージョンアップ
 ・共通ツールの機能をカストマイズしている場合

■別のコンピュータへバージョンアップする場

移行元のコンピュータで退避した移行データを移行先のコンピュータに配置し、移行先のコンピュータで本製品のインストールと環境構築を行った後、移行データを復元するという手順になります。

なお、別のコンピュータで操作する場合でも、コンピュータのIPアドレスとホスト名が同じ場合は、同一コンピュータでバージョンアップする場合の操作を行ってください。

以下に、運用管理サーバのバージョンアップ作業手順を示します。

1 バージョンアップの準備
 ・未配付のポリシーがある場合
 ・運用管理クライアントの移行の準備
 ・SystemWalker/CentricMGR 4.1以前の製品からバージョンアップする場合

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2 バージョンアップ
 ・運用環境の退避
 ・インストール
  - 移行元で退避したユーザ資産の配置
  - インストール
  - 運用環境の作成
 ・運用環境の復元
 ・システムの再起動
 ・構成情報の一括配付
 ・ネットワーク監視ポリシーの一括配付
 ・SVPMのシステム構成情報の登録

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3 利用機能別に必要な作業
 ・運用管理クライアントの接続先変更
 ・ネットワーク監視機能を使用している場合
 ・イベント監視機能を使用している場合
 ・性能監視機能を利用している場合
 ・アプリケーション管理機能を利用している場合
 ・Systemwalker Centric Manager GEE 11.0へのバージョンアップ
 ・共通ツールの機能をカストマイズしている場合


下へ2.1.1 バージョンアップの準備
下へ2.1.2 バージョンアップ

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