Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド - Solaris(TM) Operating Environment -
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上へ第2章 運用管理サーバのバージョンアップ
上へ2.1 バージョンアップ手順

2.1.1 バージョンアップの準備

バージョンアップ作業を開始する前に、以下の確認と対処を行ってください。

■未配付のポリシーがある場

未配付状態のポリシーがないか確認し、配付していないポリシーがあった場合は配付してください。

運用管理クライアントの移行の準備

本製品にバージョンアップ作業を行う前に、システム監視画面および業務監視画面からSystemwalkerコンソールに移行する前作業があります。

システム監視画面の移行の詳細については、“システム監視画面からSystemwalkerコンソールへの移行”の“概要”から“バージョンアップ前の作業”を参照してください。

業務監視画面の移行の詳細については、“業務監視画面からSystemwalkerコンソールへの移行”の“概要”から“バージョンアップ前の作業”を参照してください。

■移行先が別のコンピュータの場合

移行先が別のコンピュータであり、そのコンピュータにSystemwalker CentricMGRがすでにインストールされている場合は、バージョンアップ作業を開始する前にアンインストールしておいてください。SystemWalker/CentricMGR 5.0以降を削除する場合は、次のコマンドでアンインストールが行えます。

/opt/systemwalker/setup/dmuset

アンインストールの詳細については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。

■SystemWalker/CentricMGR 4.1以前の製品からバージョンアップする場合

移行前の環境で、NetWalker/Baseを使用している場合に必要な作業を説明します。NetWalker/Baseで登録した構成情報を移行する場合は、必ず必要な作業です。

  1. 移行する構成情報グループのExport
    1. 移行する構成情報グループを選択し、[ファイル]-[ロード]メニューのExport操作を選択します。
    2. ファイル名を指定するウィンドウで“NW2V5”を指定し、Export処理を行います。
    3. →旧バージョンのデータが、以下のファイルにExportされます。ファイルが作成されたことを確認してください。

      NW2V5.config

      image

  2. NWUSER環境変数の設定
  3. 通常運用で指定しているNWUSER環境変数を指定してください。移行コマンドでは、本環境変数から上記の移行する構成情報ファイルを見つけます。そのため、本環境変数は、旧バージョンの退避を行うユーザに対して設定します。


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