Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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上へ第2章 監視する
上へ2.1 イベントを監視するためのシステム環境設定

2.1.5 アクションを定義する

イベントが発生した時にアクションを自動的に実行させるには、イベントに対して実行するアクションを登録する必要があります。実行するアクションは、[アクション定義]ダイアログボックスで定義します。同一のイベントに対して、複数の自動アクションを設定することができます。

自動化できるアクションの種類を以下に示します。

アクションの種類

アクションの説明

コンソールにメッセージを通知する

発生したイベントを、上位のシステムに送信し、Systemwalkerコンソールで監視します。

Systemwalkerスクリプトでメッセージを編集する

メッセージ監視アクション型のスクリプトを呼出し、メッセージを編集します。

ポケットベルに通報する

ポケットベルで、任意のメッセージを通知します。

メールで通報する

E-MailまたはMS-Mailで、任意の文書やメッセージを通知します。

ポップアップメッセージで通報する

ポップアップメッセージで、任意のメッセージを通知します。

音声で通知する

音声、WAVファイルまたはBEEP音で通知します。

イベントログを出力する

任意のメッセージをイベントログに出力します。

リモートコマンドを発行する

リモートコマンドを発行します。

SNMPトラップを発行する

SNMPトラップを発行します。

アプリケーションを起動する

アプリケーションを起動します。

Systemwalkerスクリプトを実行する

単体起動型のスクリプトを実行します。

リカバリフローを実行する

登録されているリカバリフローを実行します。

設定するアクションに応じて、以下のように、[アクション環境設定]および[アクション定義]ダイアログボックスでの設定が必要です。

アクション

アクション環境設定

アクション定義

ポケットベルに通報する

- ポケットベル
- COMポート
- アクション実行先

ポケットベル

メールで通報する

メール

メール

ポップアップメッセージで通報する

アクション実行先

ポップアップ

音声で通知する

アクション実行先

音声通知

イベントログを出力する

-

イベントログ出力

リモートコマンドを発行する

-

リモートコマンド

SNMPトラップを発行する

-

SNMPトラップ

アプリケーションを起動する

-

アプリケーション起動

Systemwalkerコンソールにメッセージを通知する

メッセージ監視

リカバリフローを実行する

アプリケーション起動

アクション環境設定では、以下の環境を設定します。

image

各アクションには、実行条件を設定することができます。実行条件には、条件範囲内と条件範囲外の条件があります。条件範囲として、日にちおよび時間帯を設定できます。アクション条件の設定については、“アクションの実行条件を定義する”を参照してください。

条件範囲に日にちを設定するときには、Systemwalker Operation Managerがインストールされていなければなりません。

アクション定義の呼び出し

  1. Systemwalkerコンソールの[ツリー選択]ボックスから、環境定義を行う対象が存在するツリー(ノード一覧、ノード管理、業務管理)を選択します。
  2. ノード管理ツリーまたは業務管理ツリーを選択した場合は、[ファイル]メニューから[監視ツリーの選択]を選択し、[監視ツリーの選択]ダイアログボックスに表示されるツリーの中から目的のツリーを選択します。
  3. 選択したツリーの中から環境定義を行う対象のフォルダまたはノードを選択した後、[ポリシー]メニューから[ポリシーの定義]-[イベント]-[フォルダ]または[ノード]を選択し、[イベント監視の条件定義]ウィンドウを表示します。
  4. [イベント監視の条件定義]ウィンドウでアクションを定義するイベントを選択した後、[アクション]メニューから[アクションの設定]を選択し、[アクション定義]ダイアログボックスを表示します。
  5. [アクション定義]ダイアログボックスでアクションに応じたタブを選択し、必要な情報を設定します。

アクション環境設定の呼び出し

  1. Systemwalkerコンソールの[ツリー選択]ボックスから、環境定義を行う対象が存在するツリー(ノード一覧、ノード管理、業務管理)を選択します。
  2. ノード管理ツリーまたは業務管理ツリーを選択した場合は、[ファイル]メニューから[監視ツリーの選択]を選択し、[監視ツリーの選択]ダイアログボックスに表示されるツリーの中から目的のツリーを選択します。
  3. 選択したツリーの中から環境定義を行う対象のフォルダまたはノードを選択した後、[ポリシー]メニューから[ポリシーの定義]-[イベント]-[フォルダ]または[ノード]を選択し、[イベント監視の条件定義]ウィンドウを表示します。
  4. [イベント監視の条件定義]ウィンドウの[環境設定]メニューから[アクション環境設定]を選択し、[アクション環境設定]ダイアログボックスを表示します。
  5. [アクション環境設定]ダイアログボックス内のアクションに応じたタブを選択し、必要な情報を設定します。

下へ2.1.5.1 コンソールにメッセージを通知する
下へ2.1.5.2 Systemwalkerスクリプトでメッセージを編集する
下へ2.1.5.3 ポケットベルに通報する
下へ2.1.5.4 メールで通報する
下へ2.1.5.5 ポップアップメッセージで通報する
下へ2.1.5.6 音声で通知する
下へ2.1.5.7 イベントログを出力する
下へ2.1.5.8 リモートコマンドを発行する
下へ2.1.5.9 SNMPトラップを発行する
下へ2.1.5.10 アプリケーションを起動する
下へ2.1.5.11 Systemwalkerスクリプトを実行する
下へ2.1.5.12 リカバリフローを実行する

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