Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Edition説明書 - Solaris(TM) Operating Environment - |
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被監視システムで発生したトラブルのうち、一般メッセージおよび高輝度メッセージに対処する方法を説明します。
監視イベント一覧で、一般メッセージまたは高輝度メッセージをクリックすると、監視イベント対処ウィンドウ(以降、対処ウィンドウと呼びます)が表示されます。
メッセージの対処は、以下の手順で行います。
対処ウィンドウの[メッセージ説明]タブには、トラブルに対する対処手順が表示されます。これを参考にして対処方法を検討します。なお、この[メッセージ説明]タブの内容はあらかじめ定義しておく必要があります。定義方法は“メッセージ説明の登録”を参照してください。
対処ウィンドウで[ユーザ定義の対処]ボタンをクリックすると、監視イベントの種別に応じた対処アプリケーションが呼び出されます。それぞれのアプリケーションを使ってトラブルに対処します。
[ユーザ定義の対処]ボタンをクリックした時に呼び出される対処アプリケーションは、[カスタマイズ]ダイアログボックスの[監視イベント種別ウィンドウ]タブで定義したもので、監視イベント種別ごとに設定されています。[カスタマイズ]ダイアログボックスについては、“Systemwalker Centric Manager使用手引書 監視機能編”およびオンラインヘルプを参照してください。
トラブルの対処が完了したら対処ウィンドウで対応者名やメモを入力して対処状況を記録します。[対処]ボタンをクリックすると対処ウィンドウが閉じ、これらの情報が監視イベント一覧に反映されます。
被監視システムがMSPの場合、高輝度メッセージに対して対処ウィンドウで“上記のメッセージを対処したときにシステムコンソールから削除する”をチェックして[対処]ボタンをクリックすると、被監視システムのシステムコンソール上でも対処済状態(コンソールからメッセージを削除する)にすることができます。
“上記のメッセージを対処したときにシステムコンソールから削除する”をチェックしないで[対処]ボタンをクリックすると、監視イベント一覧では対処済になりますが、被監視システムのコンソールからはメッセージは削除されません。
Systemwalkerコンソールの[イベント]メニューから[監視イベント一括対処]を選択して、複数のメッセージを一括して対処済にする場合においても、一括対処するメッセージの中にMSPの高輝度メッセージが含まれている場合には、[監視イベント一括対処]ダイアログボックスで“メッセージを対処したときにシステムコンソールから削除する”をチェックすることにより、被監視システムのシステムコンソールからメッセージを一括して削除することができます。
なお、常にシステムコンソールからメッセージを削除したり、常にシステムコンソールにメッセージを残すようにすることもできます。設定方法については、“ホスト監視の動作設定”を参照してください。
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