ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle SE 13.0.0 説明書 - Windows - |
目次
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本章では、Recovery Manager for Oracle の導入と環境設定について説明します。
本ソフトウェアを使用する場合、以下のハードウェアが必要です。
Microsoft(R) Windows(R)2000 Server SP4以降
Microsoft(R) Windows(R)2000 Advanced Server SP4以降
Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003, Standard Edition SP1以降
Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003, Enterprise Edition SP1以降
300MB以上のメモリが必要です。
ただし、本ソフトウェアはOracle Database上で動作しているため、Oracle Databaseの動作要件を満たしている必要があります。Oracle Databaseの動作要件については、Oracle Databaseの「インストレーション・ガイド」をご参照ください。
本ソフトウェアを使用する場合、以下のソフトウェアが必要です。
以下のWindowsをサポートしています。
Microsoft(R) Windows(R)2000 Server SP4以降
Microsoft(R) Windows(R)2000 Advanced Server SP4以降
Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003, Standard Edition SP1以降
Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003, Enterprise Edition SP1以降
以下のOracle Database製品を対象としています。
注)Oracle JDBCドライバのインストールは必須
JRE 1.4.2 が必須となります。
Recovery Manager for Oracle をインストールする際に必要なディスク容量の見積り方法を説明します。
Recovery Manager for Oracle を新規にインストールするためには、以下に示すディスク容量が必要です。必要があれば、該当するファイルシステムのサイズを拡張してください。
種類 | 容量 | 備考 |
プログラム格納 | 50(MB) | インストール時に指定するプログラム格納ディレクトリ名 |
Recovery Manager for Oracle を動作させるためには、インストールに必要なディスク容量に加えて以下のディスク容量(参考)が必要です。必要があれば、該当するファイルシステムのサイズを拡張してください。
種類 | 容量 | 備考 |
環境設定 | 1(MB) × n 注) | プログラム格納ディレクトリ内に作成される環境設定ファイル |
実行ログ出力領域 | 10(MB) + 30(MB) × n 注) | プログラム格納ディレクトリ内に作成される実行ログ出力領域 |
注)nはバックアップ/リカバリー運用を管理するデータベースインスタンス数です。
Recovery Manager for Oracle を動作させるためには、以下のメモリ容量が必要です。
メモリ容量 |
300(MB)以上 |
Recovery Manager for Oracle をインストールする前に、行っておくべき内容について説明します。
Recovery Manager for Oracle をインストールするために、ハードウェアやソフトウェアの前提条件が満たされているかを確認してください。
Recovery Manager for Oracle のインストール前提条件については、「インストールの前提条件」をご参照ください。
Recovery Manager for Oracle がインストールされていないことを確認してください。
(Windows 2000 Serverの場合)
「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」→「アプリケーションの追加と削除」の画面を開き「Recovery Manager for Oracle」がないことを確認願います。
(Windows Server 2003の場合)
「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」→「プログラムの追加と削除」の画面を開き「Recovery Manager for Oracle」がないことを確認願います。
存在した場合は、パッケージの削除をお願いします。パッケージの削除方法は、「アンインストール手順」をご参照ください。
Recovery Manager for Oracle をインストールするためにディスクに十分な空きがあるかを確認してください。
Recovery Manager for Oracle が使用するディスク容量については、「資源の見積り」をご参照ください。
Recovery Manager for Oracleの インストール手順を以下に説明します。
Recovery Manager for Oracle をインストールするコンピュータにログオンします。ログオンの際は導入する端末のAdministratorsグループのメンバーとしてログオンしてください。
Recovery Manager for OracleのCD-ROMをCD-ROMドライブに挿入します。この後、以下の初期画面が出力されます。「次へ」ボタンをクリックします。
表示されている内容を確認の上、「使用許諾契約の条項に同意します」を選択して「次へ」ボタンをクリックしてください。
デフォルトで表示されているフォルダ以外のフォルダにインストールする場合は「変更」ボタンをクリックし、インストール先フォルダを変更してください。
フォルダの指定が完了した後、「次へ」ボタンをクリックしてください。
注)インストール先のフォルダには、空白を含むフォルダ名(例えばProgram Filesなど)は指定しないでください。
「変更」ボタンをクリックした場合は以下の画面が表示されます。
注)インストール先の最終フォルダ名は、「RecoveryManagerforOracle」になります。
設定内容に誤りがなければ、「インストール」ボタンをクリックしてください。
設定内容を変更する場合は、[戻る]ボタンをクリックしてください。
コピー中は、[セットアップステータス]画面により、進行状態が把握できます。
インストール処理を完了させるため、[完了]ボタンをクリックします。
Recovery Manager for Oracle をアンインストールするコンピュータにログオンします。ログオンの際は削除する端末のAdministratorsグループのメンバーとして、ログオンしてください。
「コントロールパネル」から「アプリケーションの追加と削除」のアイコンをダブルクリックすると、以下のような「アプリケーションの追加と削除のプロパティ」画面が表示されます。
この画面で"Recovery Manager for Oracle"を選択して「削除」ボタンをクリックします。
注)Windows Server 2003 の場合は、「プログラムの追加と削除」画面より実施してください。
Recovery Manager for Oracleの環境設定方法を以下に説明します。
Recovery Manager for OracleはOracle Database管理者権限付で、かつAdministrator権限付のユーザーで動作します。Recovery Manager for Oracleを使用するためのユーザー(以降、動作ユーザー)を作成してください。
なお、作成したユーザーには以下の環境設定を行ってください。
Recovery Manager for OracleはJavaアプリケーションで動作します。
このため、システム環境変数Pathには、JRE 1.4.2におけるJavaコマンドのPATHを設定してください。
(例)システム環境変数Pathに「C:\Program Files\Java\j2re1.4.2_10\bin;」を設定。
設定後は、コマンドプロンプト画面でPATHが設定されていることを確認してください。
(例)Java環境の確認
C:\>java -version |
ターゲットとなるOracle DatabaseのJDBCドライバとグローバリゼーション・クラス・ファイルを設定してください。
通常、Oracle Databaseインストール時に作成されるORACLE_HOME\jdbc\libディレクトリ内に存在するJDBCドライバとグローバリゼーション・クラス・ファイル注1)を設定してください。
注1)JRE 1.4.2を使用するため、このバージョンに適合したJDBCドライバとグローバリゼーション・クラス・ファイルを設定してください。
(例) Oracle 9iの場合 注2)
ユーザー環境変数RMFO_CLASSPATHに
「D:\oracle\ora92\jdbc\lib\ojdbc14.jar;D:\oracle\ora92\jdbc\lib\nls_charset12.zip」
を設定。
(例) Oracle 10gの場合 注2)
ユーザー環境変数RMFO_CLASSPATHに
「D:\oracle\product\10.1.0\db_1\jdbc\lib\ojdbc14.jar;D:\oracle\product\10.1.0\db_1\jlib\orai18n.jar」
を設定。
注2)ドライバの互換性については随時変更されています。最新の状況は、下記Oracleのサイトで確認してください。
http://www.oracle.co.jp/products/system/matrix_db.html
Recovery Manager for Oracleにて、バックアップ/リカバリー運用を行うためのデータベース要件が満たされているかを確認します。
ノーアーカイブモードでは、バックアップが実行できません。
アーカイブモードになっていることを確認してください。
(例) アーカイブモードの確認
C:\>set ORACLE_SID=orcl |
「LOG_MODE」の列が「ARCHIVELOG」になっていることを確認してください。
パスワードファイル認証の設定方法については、「Oracle Database管理者ガイド」マニュアルをご参照ください。
以下の手順にて、Net Services環境が正しく設定されていることを確認してください。
Oracleインストールユーザーでターゲットデータベースサーバにログインし、"lsnrctl status"コマンドにてリスナーが起動されていることを確認します。
(例)リスナー起動の確認
C:\>lsnrctl status listener_orcl |
上記のように、ターゲットデータベース用のリスナーサービスが起動されていることを確認します。
「RMFO_CLASSPATHの環境設定」で設定した%ORACLE_HOME%\network\adminディレクトリ配下に、ターゲットデータベースへの接続文字列が定義されたtnsnames.oraが格納されていることを確認してください。
また、動作ユーザーにてターゲットデータベースへのSYSDBA接続が可能であることを確認してください。
動作ユーザーにてSYSDBA接続を行うには、パスワードファイル認証の設定が行われている必要があります。
(例)動作ユーザーからのSYSDBA接続確認
C:\> sqlplus /nolog |
上記のように、動作ユーザーにて接続文字列を指定したデータベースへのSYSDBA接続が正常に行われることを確認します。
Oracleインストールユーザーの環境変数にNLS_LANGが設定されていることを確認します。
Recovery Manager for Oracleにてバックアップ/リカバリー運用を行うための各資源のディスクレイアウトが適切であるかを確認します。
バックアップ/リカバリーに適したデータベースディスクレイアウトとなっていることを確認してください。
「ディスク資源配置の注意」をご参照ください。
リカバリ・カタログ・データベースの作成領域が用意されていることを確認してください。
以下のバックアップ領域が用意されていることを確認してください。
各バックアップ領域については、「ディスク資源配置の注意」をご参照ください。
Recovery Manager for Oracleにてバックアップ/リカバリー運用を行う際の環境設定方法を説明します。
以下に環境設定の流れを記述します。
データベースサーバに運用ユーザーでログオンしてください。
「スタート」→「プログラム」→「Recovery Manager for Oracle」→「環境設定」を選択すると環境設定の初期画面が起動されます。
環境設定ファイルが作成されたデータベースの一覧が表示されます。
環境設定ファイルを操作する機能が選択できます。
−新規作成
環境設定ファイルを新規に作成します。
−参照
既に作成済みの環境設定ファイルの内容を参照します。
−編集
既に作成済みの環境設定ファイルの内容を編集します。
−削除
既に作成済みの環境設定ファイルを削除します。
−参照作成
既に作成済みの環境設定ファイルを参考にして環境設定ファイルを新たに作成します。
−「処理開始」ボタン
このボタンをクリックすると選択された機能を開始します。
−「終了」ボタン
このボタンをクリックすると「環境設定」機能の終了確認画面が表示され、「はい」ボタンをクリックすると「環境設定」機能を終了します。
−「ファイル」→「終了」メニュー
このメニューを選択すると「環境設定」機能の終了確認画面が表示され、「はい」ボタンをクリックすると「環境設定」機能を終了します。
−「環境設定ファイル」→「新規作成」メニュー
このメニューを選択すると環境設定ファイルを新規に作成します。
−「環境設定ファイル」→「参照」メニュー
このメニューを選択すると既に作成済みの環境設定ファイルの内容を参照します。
−「環境設定ファイル」→「編集」メニュー
このメニューを選択すると既に作成済みの環境設定ファイルの内容を編集します。
−「環境設定ファイル」→「削除」メニュー
このメニューを選択すると既に作成済みの環境設定ファイルを削除します。
−「環境設定ファイル」→「参照作成」メニュー
このメニューを選択すると既に作成済みの環境設定ファイルを参考にして環境設定ファイルを新たに作成します。
−「リカバリカタログ」→「作成」メニュー
このメニューを選択すると新規にリカバリ・カタログ・データベースを作成します。
−「リカバリカタログ」→「再作成」メニュー
このメニューを選択するとリカバリ・カタログを再作成します。
−「リカバリカタログ」→「削除」メニュー
このメニューを選択するとリカバリ・カタログ・データベースを削除します。
−「ヘルプ」→「RMFOヘルプ」メニュー
このメニューを選択すると Recovery Manager for Oracleに関するヘルプ画面が表示されます。
−「ヘルプ」→「バージョン情報」メニュー
このメニューを選択すると Recovery Manager for Oracleのバージョン情報が表示されます。
バックアップ/リカバリーを動作させるために環境設定ファイルを作成します。
初期画面で「新規作成」を選択し、「処理開始」ボタンをクリックすると新規作成画面が表示されます。
下段部分
環境設定ファイルを新規作成するには、以下の項目を設定してください。
データベース運用などの基本情報を設定します。
設定する内容を説明します。
|
パラメタ名 |
説明 |
設定値 |
制限等 |
1 |
データベース名を入力 |
create database時のdb_name 例)orcl |
先頭英字で8文字以内の半角英数字。 |
|
2 |
Oracle Database製品のバージョンレベルを選択 |
9.2.0 or 10.1.0 |
どちらかを選択。 |
|
3 |
Oracle Database製品のEditionを選択 |
Enterprise Edition or Standard Edition |
どちらかを選択。 |
|
4 |
Oracle Database製品をインストールしたディレクトリパス名を入力または参照設定 |
例)D:\oracle\ora92 注)「¥」は「\」として表示されます。 |
256文字以内の半角英数字。 |
|
5 |
Oracle Databaseへの接続文字列を設定 |
Net Servicesを経由したデータベースへの接続文字列 例)orcl_string |
64文字以内の半角英数字 (「空白」を含まない) |
|
6 |
ホスト名 |
コンピュータ名を入力 |
Oracle Databaseが動作するコンピュータ名 例)dbsvr01 |
コンピュータ名を自動的に採取し、初期値として表示。256文字以内の半角英数字。 |
7 |
ORACLE_SID |
Oracle DatabaseのSIDを入力 |
ORACLE_SID名を設定 例)orcl |
64文字以内の半角英数字。 |
データベースへのログインユーザーsys(SYSDBA)のパスワードを設定します。
パスワードは、暗号化されます。
以下に設定例を記述します。
(例)
change_on_install |
バックアップ基本情報を設定します。
設定するパラメタを説明します。
|
パラメタ名 |
説明 |
設定値 |
制限等 |
1 |
バックアップ管理世代数 |
1〜3 (世代数) |
1〜3 |
|
2 |
バックアップ実行ログ保存期間 |
1〜31 (日) |
1〜31 |
|
3 |
トレースレベル |
実行ログに出力する情報のレベル |
通常 or 詳細 |
どちらかを選択。 |
バックアップ情報を設定します。
設定するパラメタを説明します。
|
パラメタ名 |
説明 |
設定値 |
制限等 |
1 |
データファイルのバックアップ先 |
データファイルのバックアップ先を入力または参照設定 |
フォルダ名 例)D:\bkset\orcl\dbf1 注)「¥」は「\」として表示されます。 |
最大26個まで指定可能。 |
2 |
制御ファイルのバックアップ先 |
制御ファイルのバックアップ先を入力または参照設定 |
フォルダ名 例)D:\bkset\orcl\ctl 注)「¥」は「\」として表示されます。 |
256文字以内の半角英数字。 |
3 |
アーカイブログのバックアップ先 |
アーカイブログファイルの出力先を入力または参照設定 |
フォルダ名 例)D:\bkset\orcl\arch 注)「¥」は「\」として表示されます。 |
256文字以内の半角英数字。 |
−「続行」ボタン
このボタンをクリックすると環境設定ファイルを作成します。
環境設定ファイルの作成に成功すると、以下の環境設定ファイル作成結果確認画面が表示されます。
「OK」ボタンをクリックするとリカバリ・カタログ・データベース作成画面に移行します。
記載したパラメタにエラーがあった場合、以下の画面が表示され、エラーがあったパラメタ名が赤色で表示されます。
−「キャンセル」ボタン
このボタンをクリックすると初期画面に戻ります。
環境設定ファイルを参照します。
初期画面でデータベース一覧から参照したいデータベース名を選び、「参照」を選択後に「処理開始」ボタンをクリックすると参照画面が表示されます。
データベース運用などの基本情報を表示します。
表示する内容を説明します。
|
パラメタ名 |
説明 |
1 |
データベース名 |
データベース名を表示 |
2 |
Oracle Version |
Oracle Database製品のバージョンレベルを表示 |
3 |
Oracle Edition |
Oracle Database製品のEditionを表示 |
4 |
ORACLE_HOME |
Oracle Database製品をインストールしたORACLE_HOMEディレクトリパス名を表示 |
5 |
接続文字列 |
Oracle Databaseへの接続文字列を表示 |
6 |
ホスト名 |
コンピュータ名を表示 |
7 |
ORACLE_SID |
ORACLE_SID名を表示 |
バックアップ基本情報を表示します。
表示する内容を説明します。
|
パラメタ名 |
説明 |
1 |
バックアップ管理世代数 |
バックアップ管理世代数を表示 |
2 |
ログ保存期間 |
バックアップ実行ログ保存期間を表示 |
3 |
トレースレベル |
実行ログに出力する情報のレベルを表示 |
バックアップ情報を設定します。
設定するパラメタを説明します。
|
パラメタ名 |
説明 |
1 |
データファイルのバックアップ先 |
データファイルのバックアップ先を表示 |
2 |
制御ファイルのバックアップ先 |
制御ファイルのバックアップ先を表示 |
3 |
アーカイブログのバックアップ先 |
アーカイブログファイルのバックアップ先を表示 |
−「OK」ボタン
このボタンをクリックすると初期画面に戻ります。
環境設定ファイルを編集します。
初期画面でデータベース一覧から編集したいデータベース名を選び、「編集」を選択後に「処理開始」ボタンをクリックすると編集画面が表示されます。
下段部分
環境設定ファイルを更新するには、以下の項目を設定してください。
データベース運用などの基本情報を設定します。
設定する内容を説明します。
|
パラメタ名 |
説明 |
設定値 |
制限等 |
1 |
データベース名 |
データベース名を表示 |
|
|
2 |
Oracle Version |
Oracle Database製品のバージョンレベルを選択 |
9.2.0 or 10.1.0 |
どちらかを選択。 |
3 |
Oracle Edition |
Oracle Database製品のEditionを選択 |
Enterprise Edition or Standard Edition |
どちらかを選択。 |
4 |
ORACLE_HOME |
Oracle Database製品をインストールしたディレクトリパス名を入力または参照設定 |
例)D:\oracle\ora92 注)「¥」は「\」として表示されます。 |
256文字以内の半角英数字。 |
5 |
接続文字列 |
Oracle Databaseへの 接続文字列を設定 |
Net Servicesを経由したデータベースへの接続文字列 例)orcl_string |
64文字以内の半角英数字。 |
6 |
ホスト名 |
コンピュータ名を入力 |
Oracle Databaseが動作するコンピュータ名 例)dbsvr01 |
コンピュータ名を自動的に採取し、初期値として表示。 |
7 |
ORACLE_SID |
Oracle DatabaseのSIDを入力 |
ORACLE_SID名を設定 例)orcl |
64文字以内の半角英数字。 |
データベースへのログインユーザーsys(SYSDBA)のパスワードを設定します。
パスワードは、暗号化されます。
以下に設定例を記述します。
(例)
change_on_install |
バックアップ基本情報を設定します。
設定するパラメタを説明します。
|
パラメタ名 |
説明 |
設定値 |
制限等 |
1 |
バックアップ管理世代数 |
バックアップ管理世代数 |
1〜3 (世代数) |
1〜3 |
2 |
ログ保存期間 |
バックアップ実行ログ保存期間 |
1〜31 (日) |
1〜31 |
3 |
トレースレベル |
実行ログに出力する情報のレベル |
通常 or 詳細 |
どちらかを選択。 |
バックアップ情報を設定します。
設定するパラメタを説明します。
|
パラメタ名 |
説明 |
設定値 |
制限等 |
1 |
データファイルのバックアップ先 |
データファイルのバックアップ先を入力または参照設定 |
フォルダ名 例)D:\bkset\orcl\dbf1 注)「¥」は「\」として表示されます。 |
最大26個まで指定可能。 |
2 |
制御ファイルのバックアップ先 |
制御ファイルのバックアップ先を入力または参照設定 |
フォルダ名 例)D:\bkset\orcl\ctl 注)「¥」は「\」として表示されます。 |
256文字以内の半角英数字。 |
3 |
アーカイブログのバックアップ先 |
アーカイブログファイルのバックアップ先を入力または参照設定 |
フォルダ名 例)D:\bkset\orcl\arch 注)「¥」は「\」として表示されます。 |
256文字以内の半角英数字。 |
−「続行」ボタン
このボタンをクリックすると環境設定ファイルを作成します。
環境設定ファイルの作成に成功すると、以下の環境設定ファイル編集結果確認画面が表示されます。
「OK」ボタンをクリックするとリカバリ・カタログ・データベースの再作成を行うように指示メッセージが表示されます。
「OK」ボタンをクリックすると初期画面に戻ります。
記載したパラメタにエラーがあった場合、以下の画面が表示され、エラーがあったパラメタ名が赤色で表示されます。
−「キャンセル」ボタン
このボタンをクリックすると初期画面に戻ります。
環境設定ファイルを削除します。
初期画面でデータベース一覧から削除したいデータベース名を選び、「削除」を選択後に「処理開始」ボタンをクリックすると環境設定ファイル削除確認画面が表示されます。
−「続行」ボタン
このボタンをクリックすると環境設定ファイルを削除します。
環境設定ファイルの削除に成功すると、環境設定ファイル削除結果確認画面が表示されます。
「OK」ボタンをクリックすると初期画面に戻ります。
−「キャンセル」ボタン
このボタンをクリックすると初期画面に戻ります。
環境設定ファイルを参照作成します。
初期画面でデータベース一覧から参照作成したいデータベース名を選び、「参照作成」を選択後に「処理開始」ボタンをクリックすると参照作成画面が表示されます。
下段部分
データベース運用などの基本情報を設定します。
設定する内容を説明します。
|
パラメタ名 |
説明 |
設定値 |
制限等 |
1 |
データベース名 |
データベース名を入力 |
create database時のdb_name 例)orcl |
先頭英字で8文字以内の半角英数字。 |
2 |
Oracle Version |
Oracle Database製品のバージョンレベルを選択 |
9.2.0 or 10.1.0 |
どちらかを選択。 |
3 |
Oracle Edition |
Oracle Database製品のEditionを選択 |
Enterprise Edition or Standard Edition |
どちらかを選択。 |
4 |
ORACLE_HOME |
Oracle Database製品をインストールしたディレクトリパス名を入力または参照設定 |
例)D:\oracle\ora92 注)「¥」は「\」として表示されます。 |
256文字以内の半角英数字。 |
5 |
接続文字列 |
Oracle Databaseへの接続文字列を設定 |
Net Servicesを経由したデータベースへの接続文字列 例)orcl_string |
64文字以内の半角英数字。 |
6 |
ホスト名 |
コンピュータ名を入力 |
Oracle Databaseが動作するコンピュータ名 例)dbsvr01 |
コンピュータ名を自動的に採取し、初期値として表示。 |
7 |
ORACLE_SID |
Oracle DatabaseのSIDを入力 |
ORACLE_SID名を設定 例)orcl |
64文字以内の半角英数字。 |
データベースへのログインユーザーsys(SYSDBA)のパスワードを設定します。
パスワードは、暗号化されます。
以下に設定例を記述します。
(例)
change_on_install |
バックアップ基本情報を設定します。
設定するパラメタを説明します。
|
パラメタ名 |
説明 |
設定値 |
制限等 |
1 |
バックアップ管理世代数 |
バックアップ管理世代数 |
1〜3 (世代数) |
1〜3 |
2 |
ログ保存期間 |
バックアップ実行ログ保存期間 |
1〜31 (日) |
1〜31 |
3 |
トレースレベル |
実行ログに出力する情報のレベル |
通常 or 詳細 |
どちらかを選択。 |
バックアップ情報を設定します。
設定するパラメタを説明します。
|
パラメタ名 |
説明 |
設定値 |
制限等 |
1 |
データファイルのバックアップ先 |
データファイルのバックアップ先を入力または参照設定 |
フォルダ名 例) D:\bkset\orcl\dbf1 注)「¥」は「\」として表示されます。 |
最大26個まで指定可能。 |
2 |
制御ファイルのバックアップ先 |
制御ファイルのバックアップ先を入力または参照設定 |
フォルダ名 例) D:\bkset\orcl\ctl 注)「¥」は「\」として表示されます。 |
256文字以内の半角英数字。 |
3 |
アーカイブログのバックアップ先 |
アーカイブログファイルのバックアップ先を入力または参照設定 |
フォルダ名 例) D:\bkset\orcl\arch 注)「¥」は「\」として表示されます。 |
256文字以内の半角英数字。 |
−「続行」ボタン
このボタンをクリックすると環境設定ファイルを参照作成します。
環境設定ファイルの参照作成に成功すると、環境設定ファイル参照作成結果確認画面が表示されます。
「OK」ボタンをクリックするとリカバリ・カタログ・データベース作成画面に移行します。
記載したパラメタにエラーがあった場合、以下の画面が表示され、エラーがあったパラメタ名が赤色で表示されます。
−「キャンセル」ボタン
このボタンをクリックすると初期画面に戻ります。
リカバリ・カタログ・データベースを作成します。
初期画面でデータベース一覧からリカバリ・カタログ・データベースを作成したいデータベース名を選び、「リカバリカタログ」メニュー→「作成」を選択します。
リカバリ・カタログ・データベース作成画面が表示されます。
リカバリ・カタログ・データベースを作成するには、以下の項目を設定してください。
リカバリ・カタログ・データベースの情報を設定します。
設定する内容を説明します。
|
パラメタ名 |
説明 |
設定値 |
制限等 |
1 |
カタログデータベース名 |
リカバリ・カタログ・データベース名 |
未使用の任意のデータベース名 例)Rorcl |
先頭英字で8文字以内の半角英数字。 |
2 |
リスナー名 |
リカバリ・カタログ・データベース接続用リスナー名 |
未使用の任意のリスナー名 例)LISTENER_R_orcl 注)リスナー名は全て大文字で処理されます。 |
64文字以内の半角英数字。 |
3 |
ポート番号 |
リカバリ・カタログ・データベース接続用リスナーが使用するポート番号 |
未使用の任意のポート番号 デフォルト) 1522 |
1024〜65535 |
4 |
作成ディレクトリ |
リカバリ・カタログ・データベースを作成するフォルダ名 |
フォルダ名 例)D:\rman\orcl\r_orcl 注)「¥」は「\」として表示されます。 |
256文字以内の半角英数字。 |
5 |
バックアップ先ディレクトリ |
リカバリ・カタログ・データベースをバックアップするフォルダ名 |
フォルダ名 例)D:\bkset\orcl\r_orcl 注)「¥」は「\」として表示されます。 |
256文字以内の半角英数字。 |
−「続行」ボタン
このボタンをクリックするリカバリ・カタログ・データベース作成確認画面が表示されます。
「続行」ボタンをクリックするとリカバリ・カタログ・データベースを作成します。所要時間は約30分程度かかります。
「キャンセル」ボタンをクリックするとリカバリ・カタログ・データベース作成画面に戻ります。
記載したパラメタにエラーがあった場合、以下の画面が表示され、エラーがあったパラメタ名が赤色で表示されます。
作成中には、以下の画面が表示されます。
リカバリ・カタログ・データベースが正常に作成されると、リカバリ・カタログ・データベース作成結果確認画面を表示します。
「OK」ボタンをクリックすると初期画面に戻ります。
−「キャンセル」ボタン
このボタンをクリックすると初期画面に戻ります。
リカバリ・カタログ・データベースを再作成します。
初期画面でデータベース一覧からリカバリ・カタログ・データベースを再作成したいデータベース名を選び、「リカバリカタログ」メニュー→「再作成」を選択します。
リカバリ・カタログ・データベース再作成確認画面が表示されます。
−「続行」ボタン
このボタンをクリックするとリカバリ・カタログ・データベースを再作成します。
−「キャンセル」ボタン
このボタンをクリックすると初期画面に戻ります。
作成中には、以下の画面が表示されます。
リカバリ・カタログ・データベースが正常に再作成されると、リカバリ・カタログ・データベース再作成結果確認画面を表示します。
「OK」ボタンをクリックすると以下の警告画面を表示します。
「OK」ボタンをクリックすると初期画面に戻ります。
リカバリ・カタログ・データベースを削除します。
初期画面でデータベース一覧からリカバリ・カタログ・データベースを削除したいデータベース名を選び、「リカバリカタログ」メニュー→「削除」を選択します。
リカバリ・カタログ・データベース削除確認画面が表示されます。
−「続行」ボタン
このボタンをクリックするとリカバリ・カタログ・データベースを削除します。
−「キャンセル」ボタン
このボタンをクリックすると初期画面に戻ります。
削除中には、以下の画面が表示されます。
リカバリ・カタログ・データベースが正常に削除されると、リカバリ・カタログ・データベース削除結果確認画面を表示します。
「OK」ボタンをクリックすると以下の警告メッセージを表示します。
「OK」ボタンをクリックすると初期画面に戻ります。
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