Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド

1.2.162 rfmimport(リカバリフローCSV入力コマンド)

■機能説明

本コマンドは、環境定義情報、登録情報を CSVファイルから読み込み、リカバリフロー単位でデータベースに反映させます。

CSVデータにエラーがあった場合(文字制限オーバー等)はエラーメッセージを表示して終了し、データベースには反映されません。データベースへの反映時のエラー(追加時に既に同名のリカバリフローが存在する等)は、処理は継続されエラーデータ以外は、データベースに反映されます。

■記述形式

rfmimport

{add|change|merge|{sync|del} [p|w] [-n]} [-cr] [-type {reg|env}] [-enc {SJIS|EUC}] [-f ファイル名]

■オプション

add:
CSV内のデータをDB情報に追加します。既にDB上に同名のリカバリフローがある場合は、エラーになります。
change:
CSV内のデータでDB情報を変更します。DB上に同名のリカバリフローがない場合はエラーになります。
merge:
CSV内のデータをDB情報に反映します。既にDB上に同名のリカバリフローがある場合は変更、ない場合は追加になります。
sync [p|w]:
CSV内のデータと同期を取ります。pを指定した場合は、CSV内にないDB上のプロジェクト、リカバリフローは削除されます。wを指定した場合は、CSV内に存在するプロジェクト配下でCSV上にないDB上のリカバリフローは削除されます。 (CSV内にないプロジェクト、プロジェクト配下のリカバリフローは、削除されません。)sync だけの場合はpを指定した時と同じです。
del [p|w]:
CSV内のリカバリフローをデータベースから削除します。DB上に同名のリカバリフローがない場合はエラーになります。pを指定した場合は、CSV内に存在するプロジェクトを配下のリカバリフローごとDBから削除します。wを指定した場合は、CSV内に存在するリカバリフローをDBから削除します。(プロジェクトは削除されません。)delだけの場合はwを指定した時と同じです。
-n:
プロジェクト、リカバリフローを削除する前に確認を求めるプロンプトを出さないようにします。省略時はプロジェクト、リカバリフローを削除する前に確認を求めるプロンプトを出します。sync、del時だけが指定可能です。
-cr:
CSVデータ(リカバリフローの説明、タスクメモ)内の文字列"\n"を改行コードに変換して読み込みます。省略時は文字の変換は行いません。
-type {reg|env}:
入力する情報を制限します。

reg を指定した場合は、登録情報だけを対象にします。

env を指定した場合は、環境定義情報だけを対象にします。

-typeオプション省略時は環境定義情報と登録情報を対象にします。

-enc {SJIS|EUC}:
CSVファイルのコード系を指定します。

-encオプション省略時はSystemwalkerのコード系になります。

-f ファイル名:
入力するCSVファイル名を指定します。省略時は、rfmexp.csvからデータを読み込みます。

■復帰値

0:
正常終了
0以外:
異常終了

■参照

rfmdeluser(リカバリフロー接続の強制切断コマンド)
rfmexport(リカバリフローCSV出力コマンド)
リカバリフロー情報のCSVファイル
表:リカバリフロー用コマンド(運用管理サーバ用)

■コマンド格納場所

Windows NT系

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin

■実行に必要な権限/実行環境

■注意事項

■使用例1

CSVファイル(rfmdata.csv)内のデータをリカバリフローDB情報に追加します。

C:\WIN32APP\MPWALKER.DM\bin\rfmimport add -f rfmdata.csv

■使用例2

CSVファイル(rfmdata.csv)内のデータでリカバリフローDB情報を変更します。DB上に同名のリカバリフローがない場合はエラーとするときの使用例です。

C:\WIN32APP\MPWALKER.DM\bin\rfmimport change -f rfmdata.csv

■使用例3

CSVファイル(rfmdata.csv)内のデータでリカバリフローDB情報を変更します。DB上に同名のリカバリフローがある場合は変更、ない場合は追加するときの使用例です。

C:\WIN32APP\MPWALKER.DM\bin\rfmimport merge -f rfmdata.csv

■使用例4

CSVファイル(rfmdata.csv)内のデータとリカバリフローDB情報の同期を取ります。CSV内にないDB上のプロジェクト、リカバリフローを削除するときの使用例です。

C:\WIN32APP\MPWALKER.DM\bin\rfmimport sync p -f rfmdata.csv

■使用例5

CSVファイル(rfmdata.csv)内のデータとリカバリフローDB情報の同期を取ります。CSV内に存在するプロジェクト配下でCSV上にないDB上のリカバリフローを削除するときの使用例です。

C:\WIN32APP\MPWALKER.DM\bin\rfmimport sync w -f rfmdata.csv

■使用例6

CSVファイル(rfmdata.csv)内のリカバリフローをリカバリフローDB情報から削除します。CSV内に存在するプロジェクトを配下のリカバリフローごとDBから削除するときの使用例です。

C:\WIN32APP\MPWALKER.DM\bin\rfmimport del p -f rfmdata.csv

■使用例7

CSVファイル(rfmdata.csv)内のリカバリフローをリカバリフローDB情報から削除します。CSV内に存在するリカバリフローをDBから削除するときの使用例です。

C:\WIN32APP\MPWALKER.DM\bin\rfmimport del w -f rfmdata.csv

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