Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -

1.2.163 rfmpolcopy(リカバリフロー情報同期コマンド)

運用管理サーバ二重化運用で、主系サーバから従系サーバへリカバリフローの定義情報を同期させる場合に使用します。

■機能説明

運用管理サーバ二重化運用されている主系運用管理サーバのリカバリフロー定義情報を、リカバリフローDB再構築することなく従系運用管理サーバへ移行します。本コマンドを使用するときは、対象の運用管理サーバのリカバリフローサーバを停止する必要があります。

■記述形式

rfmpolcopy

{-b|-r} backupdir

■オプション

-b:

リカバリフローの定義情報をバックアップします。主系サーバで使用します。

-r:

リカバリフローの定義情報をリストアします。従系サーバで使用します。

backupdir：

バックアップ/リストア時の、リカバリフローの定義情報を退避先のディレクトリへ指定します。

■復帰値

0：

正常終了

0以外：

異常終了

■参照

表:リカバリフロー用コマンド(運用管理サーバ用)

■コマンド格納場所

Windows NT系

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mprfm\bin

■実行に必要な権限/実行環境

• Administrator権限が必要です。
• 運用管理サーバで実行可能です。

■注意事項

• 本コマンドを実行する場合、リカバリフローのサーバを停止する必要があります。コントロールパネルのサービスでSystemwalker MpRfmサービスを停止します。

■使用例1

主系サーバからリカバリフローの定義情報をバックアップします。

c:\win32app\mpwalker.dm\mprfm\bin\rfmpolcopy.exe -b c:\backup

■使用例2

主系サーバでバックアップした情報を従系サーバにリストアします。

c:\win32app\mpwalker.dm\mprfm\bin\rfmpolcopy.exe -r c:\backup

■実行結果/出力形式

使用例１の出力結果を以下に示します。主系サーバからリカバリフローの定義情報をバックアップします。

データのバックアップを開始します。
qdg02589i:1件のデータを抽出しました (システム名=CENTRIC)
qdg12074i:rdbunlが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=CENTRIC)
                         ．
                         ．
qdg02589i:0件のデータを抽出しました (システム名=CENTRIC)
qdg12074i:rdbunlが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=CENTRIC)
バックアップは正常終了しました。

使用例２の出力結果を以下に示します。主系サーバでバックアップした情報を従系サーバにリストアします。

データのリストアを開始します。
qdg12055i:1件のデータを格納します (システム名=CENTRIC)
qdg12074i:rdbsloaderが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=CENTRIC)
　　　　　　　　　　　 　．
　　　　　　　　　　　 　．
qdg12055i:0件のデータを格納します (システム名=CENTRIC)
qdg12074i:rdbsloaderが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=CENTRIC)
リストアは正常終了しました。