Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド

1.2.161 rfmexport(リカバリフローCSV出力コマンド)

リカバリフローのDB情報をCSVファイルに出力します。

■機能説明

本コマンドは、リカバリフローのDB情報をCSVファイルに出力します。処理結果情報の指定日付は、リカバリフローを起動した日付で指定します。

■記述形式

rfmexport

[-cr] [-type {reg | env}] [-enc {SJIS | EUC}] [-f ファイル名] [-fp プロジェクト名 [-fw リカバリフロー名]]

rfmexport

mon [-task] [-enc {SJIS | EUC}] [-f ファイル名] [-fp プロジェクト名 [-fw リカバリフロー名]] [-y YYYY[,YYYY,... | -m MM[,MM,... | -d DD[,DD,...]]] | [-sd YYYYMMDD ] [-ed YYYYMMDD]]

■オプション

-cr:
登録情報用オプションです。データ(リカバリフローの説明、タスクメモ)内の改行コードを文字列"\n"に変換して出力します。省略時は改行コードを'\n'(コード0x0A)として出力します。(Excel のセル内改行コード)
-type {reg|env}:
登録情報用オプションです。出力する情報を制限します。reg を指定した場合は、登録情報だけがCSVファイルに出力します。env を指定した場合は、環境定義情報だけがCSVファイルに出力します。typeオプション省略時は環境定義情報、登録情報共にCSVファイルに出力します。
mon:
処理結果情報を出力します。省略時は登録情報を出力します。
-task:
処理結果情報のオプションです。タスクの処理結果情報を出力します。省略時は、リカバリフローの処理結果情報を出力します。
-enc {SJIS|EUC}:
CSVファイルのコード系を指定します。省略時はSystemwalkerのコード系になります。
-f ファイル名:
入力するCSVファイル名を指定します。省略時は、rfmexp.csvになります。
-fp プロジェクト名:
指定されたプロジェクトだけを絞り込んで出力します。
-fw リカバリフロー名:
指定されたリカバリフローだけを絞り込んで出力します。このオプション指定時は-fpオプションが必須です。
-y YYYY[,YYYY…]:
処理結果情報オプションです。指定した年の監視情報を出力します。複数指定した場合 -m -d オプションは指定できません。-y省略時は、データベース上に存在するすべての実績情報が対象になります。
-m MM[,MM…]:
処理結果情報のオプションです。指定した月の監視情報を出力します。このオプション指定時は、-y オプションが必須です。複数指定した場合 -d オプションは指定できません。-m 省略時は、-yで指定された年のすべての月が対象になります。
-d DD[,DD…]:
処理結果情報のオプションです。指定した日付の監視情報を出力します。このオプション指定時は、-y, -mオプションが必須です。-d 省略時は、-m で指定された月のすべての日付が対象になります。
-sd YYYYMMDD:
処理結果情報のオプションです。指定した日付以降の処理結果情報を出力します。このオプションは-y,-m,-dオプションとの併用はできません。省略時は、データベースに存在する最古の日付以降になります。
-ed YYYYMMDD:
処理結果情報のオプションです。指定した日付までの処理結果情報を出力します。このオプションは-y,-m,-dオプションとの併用はできません。省略時は、データベースに存在する最新の日付までになります。

■復帰値

0:
正常終了
0以外:
異常終了

■参照

rfmdeluser(リカバリフロー接続の強制切断コマンド)
rfmimport(リカバリフローCSV入力コマンド)
リカバリフロー情報のCSVファイル
表:リカバリフロー用コマンド(運用管理サーバ用)

■コマンド格納場所

Windows NT系

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin

■実行に必要な権限/実行環境

■注意事項

■使用例1

リカバリフローの登録情報と環境定義情報をCSVファイル(rfmdata.csv)に出力します。

C:\WIN32APP\MPWALKER.DM\bin\rfmexport -f rfmdata.csv

■使用例2

リカバリフローの登録情報だけをCSVファイル(rfmdata.csv)に出力します。

C:\WIN32APP\MPWALKER.DM\bin\rfmexport -type reg -f rfmdata.csv

■使用例3

リカバリフローの環境定義情報だけをCSVファイル(rfmdata.csv)に出力します。

C:\WIN32APP\MPWALKER.DM\bin\rfmexport -type env -f rfmdata.csv

■使用例4

プロジェクト名“SYSTEM”のリカバリフローの登録情報をCSVファイル(rfmdata.csv)に出力します。

C:\WIN32APP\MPWALKER.DM\bin\rfmexport -type reg -fp SYSTEM -f rfmdata.csv

■使用例5

リカバリフローのすべての処理結果情報をCSVファイル(rfmdata.csv)に出力します。

C:\WIN32APP\MPWALKER.DM\bin\rfmexport mon -f rfmdata.csv

■使用例6

2001年と2002年のリカバリフローの処理結果情報をCSVファイル(rfmdata.csv)に出力します。

C:\WIN32APP\MPWALKER.DM\bin\rfmexport mon -y 2001,2002 -f rfmdata.csv

■使用例7

2002年の1月、2月、3月のリカバリフローの処理結果情報をCSVファイル(rfmdata.csv)に出力します。

C:\WIN32APP\MPWALKER.DM\bin\rfmexport mon -y 2002 -m 01,02,03 -f rfmdata.csv

■使用例8

2002年1月の10日、20日、30日リカバリフローの処理結果情報をCSVファイル(rfmdata.csv)に出力します。

C:\WIN32APP\MPWALKER.DM\bin\rfmexport mon -y 2002 -m 01 -d 10,20,30 -f rfmdata.csv

■使用例9

2002年1月1日から2002年3月31日までのリカバリフローの処理結果情報をCSVファイル(rfmdata.csv)に出力します。

C:\WIN32APP\MPWALKER.DM\bin\rfmexport mon -sd 20020101 -ed 20020331 -f rfmdata.csv

■使用例10

リカバリフローのタスクの処理結果情報をCSVファイル(rfmdata.csv)に出力します。

C:\WIN32APP\MPWALKER.DM\bin\rfmexport mon -task -f rfmdata.csv

■使用例11

指定したリカバリフローの処理結果情報をCSVファイル(rfmdata.csv)に出力します。

C:\WIN32APP\MPWALKER.DM\bin\rfmexport mon -fp project -fw flow -f rfmdata.csv

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