Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第7部 ツール編> 第50章 カストマイズツールの使用方法> 50.3 EJBアプリケーションの実行環境の定義

50.3.17 定義情報(2)タグ

 以下に定義情報(2)タグの表示例を示します。

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 以下に設定可能な項目を説明します。

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Light EJBコンテナ機能を使用する場合

 Light EJBコンテナ機能を使用する場合は、以下の項目は定義情報(2)タグでの設定はできません。EJBコンテナ定義ファイルで定義してください。
 EJBコンテナ定義について詳しくは、“EJBコンテナ定義の設定”を参照してください。

Light EJBコンテナ機能を使用しない場合

 Light EJBコンテナ機能を使用しない場合は、以下の項目は表示されません。

◆ [セションタイムアウト]

セションタイムアウト値は、オブジェクトを生成してから削除するまでの監視時間です。指定した時間を超えるとオブジェクトは削除されます。入力可能な値は、0〜2147483647までです。最大値を超える値を入力した場合は、入力可能な範囲の最大値が設定されます。

0を指定した場合は、時間監視を行いません。

◆ [初期起動インスタンス]

Stateless属性のSession Beanの場合にだけ有効になります。

この項目では、あらかじめ起動しておくEJBアプリケーションのインスタンス数を指定します。

1〜64までの数値を指定することができます。

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Entity Beanのインスタンス数は、高速呼出し定義で指定します。

◆ [トランザクションタイムアウト]

EJBアプリケーションで使用するトランザクションの有効期間を指定します。単位は秒です。

0〜2147483647までの数値を指定できます。

0を指定した場合、トランザクション時間監視しません。

◆ [Entity BeanのEJB objectタイムアウト]

Entity Beanの場合だけ有効になります。

生成されたEntity Beanのインスタンスを、メモリから削除するまでの時間を指定します。単位は秒です。

1〜2147483647までの数値を指定できます。

◆ [ローカル呼び出]

ローカル呼び出しを使用するか、使用しないかを選択します。“する”のチェックボックスをチェックすると、ローカル内部だけの呼び出しとなり、処理性能は高くなります。

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LocalインタフェースだけをサポートするBeanの場合、「ローカル呼び出し」は設定できません。

◆ [Entity Beanのインスタンス管理モー]

Entity Beanのインスタンス管理モードを選択します。以下の値から選択してください。

◆ [Entity Beanのインスタンス]

Entity Beanのインスタンス数を設定します。入力可能な値は、1〜2147483647までです。

◆ [Entity Beanのインスタンス生成モー]

 Entity Beanのインスタンス生成モードを選択します。インスタンス生成モードについて詳しくは、“Entity Beanのインスタンス管理”を参照してください。

◆ [分散トランザクショ]

分散トランザクションを使用するかどうかの設定を行います。

◆ [ユーザID]

セキュリティアイデンティティタグで指定した、セキュリティロール名に対するユーザIDを指定します。

EJB2.0規約に準拠したEJBアプリケーションの場合に設定できます。

◆ [パスワード]

上記ユーザIDに対するパスワードを指定します。

EJB2.0規約に準拠したEJBアプリケーションの場合に設定できます。


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