Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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第3部 J2EE編> 第13章 J2EE運用コマンド> 13.8 isj2eeadmin

13.8.4 service

 Webサーバコネクタの定義更新を行います。

 以下に、serviceコマンドのオプションを説明します。

-a [-f filename]
 Webサーバコネクタ定義の新規追加を行います。
-o [-f filename]
 Webサーバコネクタ定義の追加を行います。すでに存在する場合には上書きします。
-d {-n connector-name|-all} [-y]
 Webサーバコネクタ定義の削除を行います。
-e {-n connector-name|-all} [-f filename] [-y] [-encode {UTF-8 | SJIS | EUC}]
 Webサーバコネクタ定義の抽出を行います。
-l
 Webサーバコネクタの一覧を表示します。
-h
 Usageを表示します。

-a [-f filename]

 Webサーバコネクタ定義の新規追加を行います。同名のワークユニットに対する定義が存在しない場合にだけ、登録されます。
 filenameにはWebサーバコネクタ定義ファイル名を指定します。
 ファイル名に空白文字を使用する場合は、ファイル名を二重引用符で囲んでください。ファイル名の指定を省略した場合は、カレントのディレクトリのservice.xmlが使用されます。
 ログ設定(logタグの設定)と故障監視設定(monitorタグの設定)については、上書きされます。

-o [-f filename]

 Webサーバコネクタ定義ファイルの追加を行います。登録時に同名のワークユニットに対する定義がすでに存在する場合に上書きします。Webサーバコネクタ定義が存在しない場合は新規に登録します。filenameにはWebサーバコネクタ定義ファイル名を指定します。
 ファイル名に空白文字を使用する場合は、ファイル名を二重引用符で囲んでください。ファイル名の指定を省略した場合は、カレントディレクトリのservice.xmlが使用されます。
 ログ設定(logタグの設定)と故障監視設定(monitorタグの設定)についても、上書きされます。

-d

 指定したWebサーバコネクタ定義を削除します。
 以下のオプションを合わせて指定してください。

オプション名

内容

-n connector-name

削除するWebサーバコネクタ定義の、ワークユニット名を指定します。-allオプションとは同時に指定できません。

-all

登録されているすべてのWebサーバコネクタ定義を、削除します。ログ設定(logタグの設定)と故障監視設定(monitorタグの設定)については、設定されたまま残ります。

-y

確認メッセージを出力しないで削除します。省略した場合は、確認メッセージを出力します。

-e

 Webサーバコネクタ定義の抽出を行います。
 以下のオプションと合わせて使用してください。

オプション名

内容

-n connector-name

定義を抽出するWebサーバコネクタ定義のワークユニット名を指定します。-allオプションとは同時に指定できません。

-all

登録されているすべてのWebサーバコネクタ定義を抽出します。

-f filename

出力するWebサーバコネクタ定義ファイル名を指定します。省略した場合は、カレントのディレクトリにservice.xmlのファイル名で出力します。

-y

同一名のWebサーバコネクタ定義ファイルが存在している場合に、Webサーバコネクタ定義ファイルを無条件に上書きします。省略した場合は、ファイルの上書きを確認します。

-encode {UTF-8 | SJIS | EUC}

出力するWebサーバコネクタ定義ファイルのコード系を指定します。
  UTF-8 : UTF-8(Unicode)で出力
  SJIS  : Shift_JISで出力
  EUC  : EUC-JPで出力

省略した場合は、以下のコード系で出力します。

Shift_JIS

EUC-JP

-l

 Webサーバコネクタ定義に登録されているWebサーバコネクタが対象とするワークユニット名の一覧を表示します。

-h

 Usageを表示します。

Webサーバコネクタ定義ファイル

 Webサーバコネクタ定義ファイルについては、“Webサーバコネクタ定義ファイル”を参照してください。

メッセージ

 オプションに-eを指定して定義を抽出する時に、抽出するファイルと同名のファイルがすでに存在する場合には、以下のメッセージが出力されます。
 ファイルを上書きする場合には“y”を、処理を中断する場合には“n”を指定してください。“y”と“n”以外が指定された場合には、処理が中断されます(“n”を指定した場合と同様の動作をします)。
 確認メッセージを出力せずに上書きしたい場合には、-yオプションを合わせて指定してください。

Override "ファイル名", are you sure (y/n)?

 オプションに-dを指定して定義を削除する場合、以下のメッセージが出力されます。
 削除処理を継続する場合は“y”を、削除しない場合には“n”を指定してください。“a”を指定すると、それ以降の確認メッセージは出力せずにすべて削除処理が行われます。
 “a”と“y”と“n”以外が指定された場合には、削除されません(“n”を指定した場合と同様の動作をします)。
 確認メッセージを出力せずにすべて削除処理を行う場合には、-yオプションを合わせて指定してください。

Delete "削除対象の名前", are you sure (a/y/n)?

注意事項

 XML形式のファイルを編集する場合は、注意事項を参照して、XML形式の仕様に従って編集してください。


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