PRIMECLUSTER導入運用手引書 4.2 (Linux版)
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付録C トラブルシューティング> C.2 故障リソースの検出

C.2.1 故障リソースメッセージ

リソースの障害または復旧が検出されると、メッセージ画面がCluster Admin ポップアップ画面として表示されます。以下に故障リソースメッセージ画面の例を示します。

上記のようにフレームタイトルが"Cluster resource management facility"となっているメッセージが表示された場合は、以下を参照してください。

重要度アイコンは、次のように定義されています。

アイコン

意味

通知

警告

エラー

その他

次のようにして、故障リソースメッセージ画面に応答します。

◆操作手順

  1. <確認>ボタンを選択してメッセージに応答します。

  2. 上矢印または下矢印をクリックして、前または次のメッセージに移動します。クリックすると、表示されたメッセージへの応答または確認が済んでいないことを通知するメッセージが表示されます。

応答するとメッセージが削除されて、次のメッセージが表示されます。次のメッセージがない場合、応答したメッセージの前のメッセージがあれば、そのメッセージが表示されます。確認または応答が済んでいないメッセージが存在しない場合、メッセージ画面は閉じます。メッセージの内容については"故障リソースとオペレータ介入メッセージ" を参照し、過去のメッセージを表示する方法については"リソースの障害履歴" を参照してください。

メッセージが表示された後にWeb-Based Admin View またはCluster Admin を閉じると同じ内容の故障リソースメッセージは表示されなくなるため、故障リソースメッセージが始めて表示されたときは、メッセージの内容を確認することを推奨します。メッセージを閉じてしまった場合は、"Resource Fault History" 画面の障害履歴を参照してください。メッセージの表示言語に関しては、"Web-Based Admin View の言語設定"を参照してください。
故障リソースメッセージが表示されて、クライアントPC にCluster Admin 画面が表示されない場合は、管理サーバに最初に接続されたクライアントだけにメッセージが送信されます。
各管理サーバが故障リソースメッセージを管理します。したがって、メッセージの確認後に管理サーバを変更すると、同じメッセージが再表示されます。これらのメッセージを削除するにはCluster Admin を閉じてから、Web-Based Admin View のGUI で [Cluster Admin] を選択して再度開きます。

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