PRIMECLUSTER導入運用手引書 4.2 (Linux版)
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第2部 導入編> 第4章 クラスタ構築の準備> 4.3 Web-Based Admin View画面の起動準備> 4.3.3 Web-Based Admin Viewの初期設定

4.3.3.3 Web-Based Admin View の言語設定

Web-Based Admin View が動作する言語環境は、インストール時の初期値として英語に設定されています。そのため、クライアントが日本語環境であってもクラスタノードから通知されるクラスタリソース管理機構のメッセージ本文は、英語の内容で表示されます。

クライアントでクラスタリソース管理機構のメッセージを日本語で表示したい場合は、以下の手順によりWeb-Based Admin Viewの動作環境変数を設定してください。動作環境変数に関しては以下の表を参照してください。

なお、操作はクラスタシステムを構築する全クラスタノードとクラスタ管理サーバに対して、システム管理者権限で行ってください。

[Web-Based Admin View の動作言語に関する動作環境変数]

属性

動作環境変数

設定値

意味

sys

lang

C, ja

Web-Based Admin View が動作する言語環境。C:英語、ja:日本語で動作します。この変数が設定されていない場合、英語環境で動作します。

◆操作手順

  1. Web-Based Admin View を停止します。
    全ての管理サーバおよび監視ノードで、Web-Based Admin Viewを停止してください。

    # /etc/init.d/fjsvwvcnf stop
    # /etc/init.d/fjsvwvbs stop
  2. Web-Based Admin View の動作環境定義ファイル(/etc/opt/FJSVwvbs/etc/webview.cnf)に動作環境変数を追加し、言語の設定を行います。例を参考にして、以下のコマンドを全ての管理サーバおよび監視ノードで実行してください。

    # /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvSetparam -add <属性> <動作環境変数> <設定値>

    例:動作環境変数を追加し、動作言語を日本語にする場合。

    # /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvSetparam -add sys lang ja
  3. Web-Based Admin View を再起動します。
    全ての管理サーバおよび監視ノードでWeb-Based Admin Viewを再起動してください。

    # /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvCntl restart
    # /etc/init.d/fjsvwvcnf start


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