PRIMECLUSTER導入運用手引書 4.2 (Linux版) |
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第2部 導入編 | > 第5章 クラスタの構築 | > 5.1 クラスタの初期設定 | > 5.1.3 クラスタリソース管理機構の初期設定 |
CRMが管理するリソースデータベースの設定を行います。
初期構成設定を行う際は、クラスタを構成する全てのノードが起動し、CFの構築が完了している必要があります。
メニューから[ツール]−[初期構成設定]を選択します。
初期構成設定メニューは、リソースデータベースが設定されていない場合のみ選択できます。
初期構成設定画面が表示されます。
クラスタ名
リソースデータベースを構築するクラスタのクラスタ名が表示されます。ここに表示されるクラスタ名は、CFで設定したクラスタ名です。
ノード一覧
リソースデータベースを構築するノードの一覧が表示されます。
CFで構築したクラスタに登録したノードとここに表示されるノードが一致していることを確認してください。
一致していなかった場合は、以下を確認してください。
"Cluster Admin"画面の[cf]タブを選択して表示される、全てのノードが Upになっているか。
全ノードでWeb-Based Admin Viewが起動しているか。
確認方法については、"Web-Based Admin Viewの起動確認"を参照してください。
<続行>ボタン
表示されているクラスタに対して、リソースデータベースの設定を行います。
[ノード一覧]で表示されている全てのノードで初期構成設定が実行されます。
<取消>ボタン
画面を終了し、処理を実行しません。
表示内容を確認し<続行>を選択すると、初期構成設定が開始されます。
初期構成設定を実行中は、以下の画面が表示されます。
初期構成設定が終了すると、以下のメッセージが表示されます。
CRMメインウィンドウでの操作中に表示されたメッセージ、およびメッセージダイアログのフレームタイトルが"Cluster resource management facility"となっているメッセージが表示された場合は、以下を参照してください。
"PRIMECLUSTER Cluster Foundation 導入運用手引書"
"10.10 クラスタリソース管理機構メッセージ"
本書 付録D
CRMメインウィンドウから初期構成設定を実施した後、Global Disk Services 画面からディスククラスの追加・削除・名前の変更を行う場合は、ClusterAdmin画面を閉じてから操作を行ってください。
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