Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド Web利用状況管理編 - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux - 13.0 |
目次
索引
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第5部 リファレンス | > 第14章 Webサイト管理画面の設定 |
環境設定画面では、各種サーバの設定、被管理サーバのグループ設定を行います。
この章では、各種サーバの設定および被管理サーバのグループ設定について説明します。
以下に[環境設定]画面の各ボタンから設定する内容について説明します。
ボタン |
内容 |
---|---|
管理サーバ |
管理サーバがインストールされたホスト、およびSystemwalker Service Quality Coordinatorが管理する環境で使用するデフォルトのProxyサーバに関する情報の設定を行うことができます。
設定方法については「14.1.1 管理サーバ設定画面」を参照してください。 |
被管理サーバ |
管理対象とするサーバ、および各機能を使用するために、サーバに登録する分析対象サーバに関する設定を行うことができます。 被管理サーバには、エージェントがインストールされたものと、そうでないものがあります。 管理対象のサーバが増えた場合には、必ず被管理サーバの追加を行ってください。 設定方法については「14.1.2 被管理サーバ設定画面」を参照してください。 |
グループ |
被管理サーバに登録された分析対象サーバをまとめて管理するためのグループに関する設定を行うことができます。 設定方法については「14.1.4 グループ設定画面」を参照してください。 |
レポートサーバ |
レポートサーバ設定画面では、レポートサーバがインストールされたホストに関する情報の設定を行うことができます。
設定方法については「14.1.3 レポートサーバ設定画面」を参照してください。 |
[管理サーバ設定]画面では、管理サーバがインストールされたホスト、およびSystemwalker Service Quality Coordinatorが管理する環境で使用するデフォルトのProxyサーバに関する情報の設定を行います。
項目名 |
必須 |
説明 |
---|---|---|
(管理サーバ) アドレス |
○ |
管理サーバのIPアドレスまたはホスト名を設定してください。 管理サーバがクラスタ運用されている場合は、運用系と待機系で共通な仮想アドレス(論理IPアドレスまたは論理ホスト名)を設定してください。管理サーバが二重化運用されている場合は、各サーバで設定をしてください。 当項目は、被管理サーバを追加すると変更できなくなります。変更する必要がある場合は、全ての被管理サーバを削除してください。 |
(管理サーバ) ポート |
× |
管理サーバで運用されるWebサーバのポート番号を指定してください。 デフォルトの80番であれば設定する必要はありません。 当項目は、被管理サーバを追加すると変更できなくなります。変更する必要がある場合は、全ての被管理サーバを削除してください。 |
(デフォルトProxyサーバ) アドレス |
× |
Systemwalker Service Quality Coordinatorが管理する環境におけるデフォルトのProxyサーバがあれば、そのIPアドレスまたはホスト名を設定してください。 |
(デフォルトProxyサーバ) ポート |
× |
Systemwalker Service Quality Coordinatorが管理する環境におけるデフォルトのProxyサーバがあれば、そのポート番号を設定してください。 |
デフォルトProxyサーバの情報は、被管理サーバでProxyサーバの個別指定を行わなかった場合に参照される情報です。
ボタン |
動作 |
---|---|
適用 |
項目に入力した情報を適用し画面を閉じます。 |
リセット |
項目の値を、画面を開いた時点の値に戻します。 |
キャンセル |
項目に入力した情報を適用せずに画面を閉じます。 |
[被管理サーバ設定]画面では、管理対象とするサーバ、および各機能を使用するために、サーバに登録する分析対象サーバに関する設定を行います。
被管理サーバ設定画面に表示されるテーブルのカラムについて説明します。
カラム名 |
説明 |
---|---|
被管理サーバ |
追加した被管理サーバのサーバ名が表示されます。 |
分析対象サーバ |
被管理サーバに追加した利用状況分析の分析対象サーバ名が表示されます。 |
被管理サーバ情報および分析対象サーバ情報を変更する場合には、以下の操作を行ってください。
処理 |
操作 |
図参照 |
---|---|---|
被管理サーバの追加 |
被管理サーバカラム最下部の[追加]ボタンを押下してください。 空の[被管理サーバ情報]画面が表示されます。 |
(1) |
被管理サーバ情報の編集 |
編集したい被管理サーバ右横の[編集]ボタンを押下してください。 現在の設定値が入った[被管理サーバ情報]画面が表示されます。 |
(2) |
被管理サーバの削除 |
削除したい被管理サーバ右側の[削除]ボタンを押下してください。 被管理サーバのエントリが削除されます。 |
(3) |
分析対象サーバの追加 |
分析対象サーバを追加したい被管理サーバ右側のラジオボタンをチェックし、分析対象サーバカラム最下部の[追加]ボタンを押下してください。 対象の分析対象サーバが登録されている被管理サーバの「Service Quality Coordinatorのエージェント」チェックボックスがOFFの場合、被管理サーバ右側には分析対象サーバを追加するのためのラジオボタンは表示されません。 |
(4) |
分析対象サーバ情報の編集 |
編集したい分析対象サーバ右側の[編集]ボタンを押下してください。 現在の設定値が入った[利用状況分析サービス情報]画面が表示されます。 |
(5) |
分析対象サーバの削除 |
削除したい分析対象サーバ右側の[削除]ボタンを押下してください。 分析対象サーバのエントリが削除されます。 |
(6) |
ボタン |
動作 |
---|---|
適用 |
当画面および当画面から開いた各種情報画面で変更した内容を適用し、画面を閉じます。 |
キャンセル |
内容を適用せずに画面を閉じます。 変更した内容がある場合、適用せずに画面を閉じるかを問い合わせます。 |
当画面を閉じる場合は、[適用]ボタンか[キャンセル]ボタンを使用してください。
これらのボタンを用いない場合、一時ファイルが管理サーバ上の作業領域に残ります。
一時ファイルが残った場合の削除方法については、「14.1.5.1 不要な一時ファイルの削除方法」を参照してください。
被管理サーバ情報画面では、Systemwalker Service Quality Coordinatorの利用状況分析機能で管理するサーバの情報を設定します。
項目名 |
必須 |
説明 |
---|---|---|
サーバ名 |
○ |
被管理サーバのエントリ名を入力してください。 サーバ名は、全ての被管理サーバで一意でなくてはいけません。 サーバ名は、大文字/小文字の区別をしない場合に同一となる文字列を、複数登録することはできません。指定した場合、既に使用済みと認識されます。 既存被管理サーバのサーバ名を、大文字/小文字の区別をしない場合に同一となる文字列へ変更することはできません。指定した場合、先に登録されている文字列が使用されます。 サーバ名は、半角英数字および記号で、64文字以内で設定します。 但し以下の記号は使用できません。 $ \ " ' , : [ ] < > = & サーバ名は、全て数字で指定することはできません、必ず1文字以上英字を含める必要があります。 既に運用中の環境でサーバ名を変更すると、レポート表示などで、過去のデータが取得できなくなります。 |
IPアドレス |
○ |
被管理サーバのIPアドレスを入力してください。 |
サブネットマスク |
○ |
被管理サーバのサブネットマスクを入力してください。 |
Proxyサーバ |
× |
マネージャとエージェント間の通信にProxyサーバを使用する場合はチェックしてください。 |
(Proxyサーバ) アドレス |
× |
当被管理サーバ固有で使用するProxyサーバのアドレスを設定します。 設定を省略した場合は、管理サーバ設定画面のデフォルトのProxyサーバアドレスが使用されます。 |
(Proxyサーバ) ポート |
× |
当被管理サーバ固有で使用するProxyサーバのポートを設定します。 設定を省略した場合は、管理サーバ設定画面のデフォルトのProxyサーバポートが使用されます。 |
項目名 |
必須 |
説明 |
---|---|---|
Service Quality Coordinatorのエージェント |
× |
Systemwalker Service Quality Coordinatorのエージェントがインストールされている場合はチェックしてください。 当チェックボックスがチェックされていない場合、インデントされた下位の設定は無効となります。 |
エージェントのURL |
× |
被管理サーバの環境設定で設定したWebサーバのエイリアスへのURLを設定してください。 設定する際のフォーマットは以下になります。 "http://ホスト[:ポート]/エイリアス/" ホストには、IPアドレス、もしくは、ホスト名(ドメイン付き)を設定してください。また、管理サーバ上のWebサーバが Well Known ポート(80)以外で運用されている場合はポートの指定が必要です。 被管理サーバのWebサーバ設定については、「4.1 Webサーバの環境設定」を参照してください。 当項目は、分析対象サーバを追加すると変更できなくなります。変更する必要がある場合は、全ての利用状況サービスを削除してください。 |
ボタン |
動作 |
---|---|
OK |
項目への入力を終了し画面を閉じます。 |
リセット |
項目の値を、画面を開いた時点の値に戻します。 |
キャンセル |
項目に入力した情報を適用せずに画面を閉じます。 |
[利用状況サービス情報]画面では、利用状況分析機能の対象とするWebログ単位の情報を設定します。
項目名 |
必須 |
説明 |
---|---|---|
分析対象サーバ名 |
○ |
分析対象サーバを表す名前を入力してください。 分析対象サーバ名は、サービスを追加する被管理サーバに関係無く、全ての利用状況サービスで一意でなくてはいけません。 分析対象サーバ名は、大文字/小文字の区別をしない場合に同一となる文字列を、複数登録することはできません。指定した場合、既に使用済みと認識されます。 既存サービスの分析対象サーバ名を、大文字/小文字の区別をしない場合に同一となる文字列へ変更することはできません。指定した場合、先に登録されている文字列が使用されます。 分析対象サーバ名は、半角英数字および記号で、20文字以内で設定します。 但し以下の記号は使用できません。 $ \ " ' , : [ ] < > = & 分析対象サーバ名は、全て数字で指定することはできません、必ず1文字以上英字を含める必要があります。 当名前は、利用状況分析機能の設定で使用する、利用状況DB環境定義ファイル内、分析対象サーバ定義ブロックの "Name" に設定した文字列と合わせる必要があります。 利用状況DB環境定義ファイルの詳細については、「15.2.1 利用状況DB環境定義ファイル」を参照してください。 |
利用状況DBの管理場所 |
○ |
当利用状況サービスの利用状況DBを、被管理サーバ上で管理するか、管理サーバ上で管理するかを設定します。 グループでグルーピングを行う場合は、管理サーバを選択してください。 当項目は、利用状況サービスをグループでグルーピングした場合変更できなくなります。変更する必要がある場合は、グループから除外してください。 利用状況DBの管理場所概要については「2.1.1 分析データの配置方法について」を参照してください。 当項目は、被管理サーバ上の利用状況DB環境定義ファイルの、"DatabaseMode" 項目と合わせる必要があります。 利用状況DB環境定義ファイルの詳細については「15.2.1 利用状況DB環境定義ファイル」を参照してください。 |
利用状況DB参照ポート |
○ |
通常、利用状況DB参照ポート番号は2365となります。2365以外のポート番号に変更を行った場合は、変更を行ったポート番号を設定してください。変更を行っていない場合は、デフォルト値(2365)から変更する必要はありません。
利用状況DB参照ポートはインストール時に設定されます。 利用状況DB参照ポートはインストール時に設定されません。 利用状況DB参照ポートはの設定につきましては、「11.1.2.2 起動操作」を参照してください。 当項目は、同一被管理サーバ上の利用状況サービスで共用されます。 サービスが複数あった場合、どれか一つでも変更を行うと、他の全てのサービスに適用されます。 |
ボタン |
動作 |
---|---|
OK |
項目への入力を終了し画面を閉じます。 |
リセット |
項目の値を、画面を開いた時点の値に戻します。 |
キャンセル |
項目に入力した情報を適用せずに画面を閉じます。 |
[レポートサーバ設定]画面では、レポートサーバがインストールされたホストに関する情報の設定を行います。
項目名 |
必須 |
説明 |
---|---|---|
(レポートサーバ) アドレス |
○ |
レポートサーバのIPアドレスまたはホスト名を設定してください。 |
(レポートサーバ) ポート |
× |
レポートサーバで運用されるWebサーバのポート番号を指定してください。 デフォルトの80番であれば設定する必要はありません。 |
ボタン |
動作 |
---|---|
適用 |
項目に入力した情報を適用し画面を閉じます。 |
リセット |
項目の値を、画面を開いた時点の値に戻します。 |
キャンセル |
項目に入力した情報を適用せずに画面を閉じます。 |
グループ設定画面では、被管理サーバに登録された分析対象サーバをまとめて管理するためのグループに関する設定を行います。
グループ設定画面に表示されるテーブルのカラムについて説明します。
カラム名 |
説明 |
---|---|
グループ |
追加したグループのグループ名が表示されます。 |
分析対象サーバ |
グループを構成する利用状況サービスの分析対象サーバ名が表示されます。 |
被管理サーバ |
利用状況サービスが追加されている被管理サーバのサーバ名が表示されます。 |
グループ情報を変更する場合には、以下の操作を行ってください。
処理 |
操作 |
図参照 |
---|---|---|
グループの追加 |
グループカラム最下部の[グルーピング]ボタンを押下してください。 空のグループ情報画面が表示されます。 |
(1) |
グループ情報の編集 |
編集したいグループの右側の[編集]ボタンを押下してください。 現在の設定値が入ったグループ情報画面が表示されます。 |
(2) |
グループの削除 |
削除したいグループの右側の[削除]ボタンを押下してください。 グループのエントリが削除されます。 |
(3) |
ボタン |
動作 |
---|---|
適用 |
当画面および当画面から開いた各種情報画面で変更した内容を適用し、画面を閉じます。 |
キャンセル |
内容を適用せずに画面を閉じます。 変更した内容がある場合、適用せずに画面を閉じるかを問い合わせます。 |
当画面を閉じる場合は、[適用]ボタンか[キャンセル]ボタンを使用してください。
これらのボタンを用いない場合、一時ファイルが管理サーバ上の作業領域に残ります。
一時ファイルが残った場合の削除方法については、「14.1.5.1 不要な一時ファイルの削除方法」を参照してください。
グループ情報画面では、グループの各種情報およびグループを構成する分析対象サーバを設定します。
項目名 |
必須 |
説明 |
---|---|---|
グループ名 |
○ |
グループのエントリ名を入力してください。 グループ名は、全てのグループで一意でなくてはいけません。 グループ名は、大文字/小文字の区別をしない場合に同一となる文字列を、複数登録することはできません。指定した場合、既に使用済みと認識されます。 既存グループのグループ名を、大文字/小文字の区別をしない場合に同一となる文字列へ変更することはできません。指定した場合、先に登録されている文字列が使用されます。 グループ名は、半角英数字および記号で、64文字以内で設定します。 但し以下の記号は使用できません。 $ \ " ' , : [ ] < > = & グループ名は、全て数字で指定することはできません、必ず1文字以上英字を含める必要があります。 |
構成分析対象サーバ |
× |
当グループを構成する分析対象サーバを、分析対象サーバの一覧リストをチェックすることにより選択します。利用状況DBの管理場所が管理サーバとなっているもののみ表示されます。 分析対象サーバは複数のグループに属することはできません。 存在するはずの分析対象サーバが一覧リストに表示されていない場合、既に他のグループに属している可能性があります。 |
ボタン |
動作 |
---|---|
OK |
項目への入力を終了し画面を閉じます。 |
リセット |
項目の値を、画面を開いた時点の値に戻します。 |
キャンセル |
項目に入力した情報を適用せずに画面を閉じます。 |
[環境設定]画面についての留意事項を記します。
[被管理サーバ設定]画面、および[グループ設定]画面を、[適用]もしくは[キャンセル]ボタン以外の方法で閉じると、管理サーバ上に、不要な一時ファイルが残ります。
残しておいても、Webサイト管理機能の動作上問題ありませんが、極端に溜まっていて、ディスクスペースを圧迫するようであれば削除しても構いません。
但し、全ての[被管理サーバ設定]画面、および[グループ設定]画面が開かれていないことを確認して行ってください。
<インストールディレクトリ(可変)>\temp\ |
/var/opt/FJSVssqc/temp/ |
EnvSetPolTempNNN〜N.ini |
HttpBodyTempNNN〜N.ini(ディレクトリ) |
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