Interstage Application Server 運用ガイド
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4.1.2.5 Interstage JMXサービス資源のバックアップ
InterstageJMXサービス資源のバックアップ手順について説明します。
■バックアップコマンド
Interstage JMXサービス資源のバックアップは、以下のコマンドを使用します。


/opt/FJSVisjmx/bin/isjmxbackup |
isjmxbackupコマンドは、InterstageおよびInterstage JMXサービスが停止している状態で実行する必要があります。コマンドの詳細は“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
■バックアップ方法
isjmxbackupコマンドを実行する前に、資源バックアップ先ディレクトリにInterstage JMXサービス資源を格納するディレクトリを作成する必要があります。


資源バックアップ先ディレクトリが/backup、運用操作ツールの資源を格納するディレクトリが“/backup/isjmx”の場合の操作例を以下に示します。
- 運用操作ツールの資源を格納するディレクトリを作成します。
mkdir /backup/isjmx
- isjmxbackupコマンドを実行します。
isjmxbackup /backup/isjmx |
■注意事項


- Interstage JMXサービスの資源を格納するディレクトリ配下が空の状態でバックアップ作業を行ってください。
- Interstageが動作中の場合には、isstop -fコマンドでInterstageを停止してください。
- Interstage JMXサービスが動作中の場合には、isjmxstopコマンドでInterstage JMXサービスを停止してください。
- Interstage JMXサービスの環境定義のカストマイズを行っていない場合は、本バックアップを行う必要はありません。
- コマンド終了メッセージの出力前に、何らかのメッセージが出力されている場合には、コマンドの実行に失敗しています。その場合は、出力メッセージの内容と、本コマンド実行時の注意事項に従い、再度コマンドを実行してください。
- Interstage JMXサービスの資源を格納するディレクトリのパスが空白を含む場合、コマンドパラメタ指定時に“”(ダブルクォーテーション)で括って指定する必要があります。

- Interstage JMXサービスは、マルチシステム機能をサポートしていません。拡張システムに対する操作は不要です。
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