Interstage Application Server 運用ガイド
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4.1.2.4 Interstage運用操作ツール資源のバックアップ
Interstage運用操作ツール資源のバックアップ手順について説明します。
■バックアップコマンド
Interstage運用操作ツール資源のバックアップは、以下のコマンドを使用します。

C:\Interstage\gui\bin\isguibackup.bat |

/opt/FJSVisgui/bin/isguibackup |
isguibackupコマンドは、Interstageが停止している状態で実行する必要があります。コマンドの詳細は“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
■バックアップ方法
isguibackupコマンドを実行する前に、資源バックアップ先ディレクトリに運用操作ツール資源を格納するディレクトリを作成する必要があります。

Interstageインストールパスが“C:\Interstage”、資源バックアップ先フォルダが“X:\Backup”、運用操作ツールの資源を格納するフォルダが“X:\Backup\isgui”の場合の操作例を以下に示します。
- 運用操作ツールの資源を格納するフォルダを作成します。
mkdir X:\Backup\isgui
- isguibackupコマンドを実行します。
C:\Interstage\gui\bin\isguibackup C:\Interstage X:\Backup\isgui |

資源バックアップ先ディレクトリが/backup、運用操作ツールの資源を格納するディレクトリが“/backup/isgui”の場合の操作例を以下に示します。
- 運用操作ツールの資源を格納するディレクトリを作成します。
mkdir /backup/isgui
- isguibackupコマンドを実行します。
isguibackup /backup/isgui |

cpコマンドなどを使用して、Interstage運用操作ツールの資源ファイルをバックアップ用ディレクトリにコピーします。
資源バックアップ先ディレクトリが/backup/isguiの場合の操作例を以下に示します。
- Interstage運用操作ツールの資源ファイルを格納するバックアップ用ディレクトリを作成します。
mkdir /backup/isgui
- cpコマンドなどを使用して、Interstage運用操作ツールの資源ファイルをバックアップ用ディレクトリにコピーします。
cp /etc/opt/FJSVisgui/config /backup/isgui
cp /etc/opt/FJSVisgui/httpd_FJSVisgui.conf /backup/isgui
cp /etc/opt/FJSVisgui/magic /backup/isgui
cp /etc/opt/FJSVisgui/mime.types /backup/isgui |
■注意事項
- 運用操作ツールの資源を格納するディレクトリ配下が空の状態でバックアップ作業を行ってください。
- Interstageが動作中の場合には、isstop -fコマンドでInterstageを停止してください。
- Interstage運用操作ツールの環境定義のカストマイズを行っていない場合は、本バックアップを行う必要はありません。


- コマンド終了メッセージの出力前に、何らかのメッセージが出力されている場合には、コマンドの実行に失敗しています。その場合は、出力メッセージの内容と、本コマンド実行時の注意事項に従い、再度コマンドを実行してください。

- バックアップ用フォルダまたはInterstageインストールフォルダのパスが空白を含む場合、コマンドパラメタ指定時に""(ダブルクォーテーション)で括って指定する必要があります。

- 運用操作ツールの資源を格納するディレクトリのパスが空白を含む場合、コマンドパラメタ指定時に“”(ダブルクォーテーション)で括って指定する必要があります。
- 拡張システムでInterstage運用操作ツール資源のバックアップとリストアを行うことはできません。Interstage運用操作ツールの環境定義ファイルを手動でコピーしてください。
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