PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.2 (Solaris(TM) オペレーティング環境版）

24.7.11 関連付け、コピー状態の表示

　関連付け、コピー状態の表示を行う場合、sfcproxyinfo コマンドを使用します。

　sfcproxyinfo(1M) の詳細については、本書の“付録F.2.17 sfcproxyinfo(1M)"を参照してください。

　このコマンドを実行すると、指定された関連付けについて以下の情報が出力されます。

• 関連付け名
• 運用パターンの種別 (EC運用または OPC運用)
• 等価状態
• エラー状態
• 実コピーが動作中の場合、そのコピー状態
• 各パーティション間の対応およびそのパーティション間でのコピー状態

(例1) EC 運用において sfcproxyjoin または sfcproxyop rejoin 後、等価性コピー実行中の表示例を示します。

# sfcproxyinfo backup1_for_volume0001
relation name: backup1_for_volume0001
type: EC
status: JOIN, COPY
master                proxy                  m_status       p_status
/dev/sfdsk/class0001/rdsk/volume0001 /dev/sfdsk/class0001/rdsk/volume0001- DONE COPY

(例2) OPC 運用においてバックアップ中で一部のパーティションで実コピーが完了している状態の表示例を示します。

# sfcproxyinfo backup1_for_volume0002
relation name: backup1_for_volume0002
type: OPC
status: SEPARATE, COPY
master                proxy                  m_status       p_status
/dev/sfdsk/class0002/rdsk/volume0002 /dev/sfdsk/class0002/rdsk/volume0002- DONE COPY