Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド |
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第6章 アプリケーションの作成(C API) | > 6.2 関数インタフェース | > 6.2.12 LDAP V3プロトコル拡張 |
この関数は、同期型でプロトコルの拡張を行います。この関数では、LDAPコントロールを指定することができます。
【指定形式】
int ldap_extended_operation_s( LDAP *ld, char *exoid, struct berval *exdata, LDAPControl **serverctrls, LDAPControl **clientctrls, char **retoidp, struct berval **retdatap ); |
【パラメタの説明】
ldap_init()またはldapssl_init()で通知された、セションハンドルを指定します。
追加する拡張リクエストに対応したOIDのアドレスを指定します。OIDは、“.”(ドット)で区切られた数字の文字列として設定します。
プロトコル拡張要求に添付するデータのアドレスを指定します。添付するデータがない場合には、NULLを指定します。
Smart Repositoryではサーバコントロールをサポートしていないため、このパラメタにはNULLを指定します。
本ライブラリではクライアントコントロールをサポートしていないため、このパラメタにはNULLを指定します。
サーバから通知されたOIDのアドレスを設定する、ポインタ変数のアドレスを指定します。
サーバから通知された添付データのアドレスを設定する、ポインタ変数のアドレスを指定します。
【復帰値】
この関数では、復帰値としてLDAPエラーコードを返します。
正常完了の場合は、通知されたOIDと添付データのアドレスが、retoidpパラメタとretdatapパラメタに設定されます。
【注意事項】
この関数は、LDAP V2プロトコルの場合には使用できません。
LDAPエラーコードの値については、“LDAPエラーコード”を参照してください。
ldapssl_init()で獲得したセションハンドルを使用している場合、SSLライブラリで発生したエラーをldapssl_error()で参照することができます。
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