Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド
|
目次
索引

|
3.4.4 スレーブサーバのリポジトリの作成

スレーブサーバのリポジトリを構築するマシンのInterstage管理コンソールを使用して、以下の手順で行います。

作成には数分程度の時間が必要です。リポジトリ内部で使用するデータベース情報の作成が含まれます。作成に要する時間はマシン性能により多少異なります。
- [システム] > [サービス] > [リポジトリ] > [新規作成]タブを選択します。
- 以下のように、各項目を指定し、[作成]ボタンをクリックします。
以下の太字部分は、マスタサーバのリポジトリと同じ設定にする必要があります。
[簡易設定]
- リポジトリ名
マスタサーバのリポジトリと同じ名前を指定します。リポジトリの新規作成時にのみ指定できます。作成後は値を変更できません。
- 管理者用DN
作成するリポジトリを管理するための管理者のDN(識別名)をDN形式で指定します。リポジトリの新規作成時にのみ指定できます。作成後は値を変更できません。
- 管理者用DNのパスワード
作成するリポジトリを管理するための管理者のパスワードを指定します。
- 管理者用DNのパスワード(再入力)
作成するリポジトリを管理するための管理者のパスワードを再入力します。
- 公開ディレクトリ
マスタサーバのリポジトリと同じ指定をします。リポジトリの新規作成時にのみ指定できます。作成後は値を変更できません。
- デフォルトツリーの作成
マスタサーバのリポジトリと同じ指定をします。リポジトリの新規作成時にのみ指定できます。作成後は値を変更できません。
- 通常(非SSL)ポート番号
非SSL通信で使用するポート番号を決定します。リポジトリの新規作成時にのみ指定できます。作成後は値を変更できません。
- SSLの使用
SSL通信をするかどうかを決定します。リポジトリの新規作成時にのみ指定できます。作成後は値を変更できません。
- SSLポート番号
SSL通信で使用するポート番号を決定します。リポジトリの新規作成時にのみ指定できます。作成後は値を変更できません。
- SSL定義
SSL通信で使用するSSL定義を決定します。
[詳細設定]データベース定義
- ユーザパスワード暗号化方式
マスタサーバのリポジトリと同じ指定をします。リポジトリの新規作成時にのみ指定できます。作成後は値を変更できません。
- データベース格納先
マスタサーバのリポジトリと同じ指定をします。リポジトリの新規作成時にのみ指定できます。作成後は値を変更できません。
その他の項目については、設定されている初期値を、通常変更する必要はありません。必要に応じて変更してください。
各項目の値に指定できる文字、文字数、範囲など定義詳細については“Interstage管理コンソールの設定項目”を参照してください。
マスタのリポジトリの設定を確認する場合は、マスタサーバを構築したマシンのInterstage管理コンソールを使用して確認してください。[サービス] > [リポジトリ]をクリックし、[リポジトリ:状態]画面でマスタ用に作成したリポジトリをクリックしてください。[簡易設定]、あるいは[詳細設定[表示]]をクリックして、設定内容を確認してください。
All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2004