InfoDirectory SDK 使用手引書
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第5章 DIT複製コマンド> 5.1 コマンド仕様

5.1.3 作業ファイルについて

 DIT複製コマンドで生成される作業ファイルは、以下のとおりです。

[表: 作業ファイル一覧]

ファイル名

ファイル詳細

master.ldif

複製元DSAをエントリ検索した結果

changelog (※)

複製元DSAの更新情報(changelog)検索の結果

modify.ldif.xxx

複製先DSAに適応するLDIF (xxxは数字)

consumer.ldif

複製先DSAの検索結果

※ changelogについて

 changelogは、InfoDirectoryのDSAに対する更新操作ログです。更新操作には、更新番号(changenumber)と呼ばれる連番が付加されています。

 設定情報ファイルは、DIT複製コマンド実行時に-fオプションが指定された場合、指定されたファイルが設定情報ファイルになります。DIT複製コマンドで生成される作業ファイルは、設定情報ファイルのreplogdirタグの値で指定されたディレクトリ配下に作成されます。

 “modify.ldif.xxx”、“consumer.ldif”ファイルは、差分更新成功時に自動的に削除されます。

差分更新失敗時には、削除されない場合があります。差分更新失敗時の対処は、エラー修正後の対応および複製環境の復旧を参照してください。


下へ5.1.3.1 ファイルのバックアップ

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