InfoDirectory SDK 使用手引書 |
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第5章 DIT複製コマンド | > 5.1 コマンド仕様 |
DIT複製コマンドでエラーが発生した場合、複製処理を中断する場合があります。以下のエラーメッセージが出力された場合、以下の対処からDIT複製コマンドの継続が可能です。
なお、以下の対処を実施してDIT複製コマンドを継続した場合、必ずツリーが正しく複製されていることをldapsearchコマンドなどで確認してください。
設定情報ファイルの指定に誤りがあります。設定情報ファイルを修正後、再度DIT複製コマンドを実行してください。
パラメタの指定に誤りがあります。誤ったパラメタを修正後、再度DIT複製コマンドを実行してください。
ファイルのバックアップに失敗しました。ディスクの空き容量、ディレクトリの権限などを見直し、再度DIT複製コマンドを実行してください。
複製元DSAの検索(エントリ検索、changelog検索)で失敗した場合、このエラーが発生します。このエラーが発生した場合、エラー原因を取り除いた後、再度DIT複製コマンドを実行してください。
複製先DSAの検索に失敗しました。複製先DSAの検索時のエラー原因を取り除いた後、再度DIT複製コマンドを実行してください。
複製先DSAへのエントリの登録・更新に失敗しました。
新規複製時にエラーが発生した場合、複製先DSAに複製した複製途中のエントリをすべて削除して、最初から新規複製をやり直してください。
または、失敗した後のエントリを、ldapmodifyコマンドを使用して手動で反映してください。詳しくは、複製環境の復旧を参照してください。
差分更新時にエラーが発生した場合、複製先DSAの登録・更新時のエラー原因を取り除いた後、再度DIT複製コマンドを実行してください。
万が一、さらにエントリの登録・更新に関するエラー(“Already exists”や“No such object”などが発生した場合、ldapreplica、ldapmodify/ldapsearchを参照してください)が発生して、コマンドの続行が難しい場合、上記新規複製時の対応と同じ対応をしてください。
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