FUJITSU Linkexpress Replication option説明書
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第2章 オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション> 2.9 レプリケーション運用の監視> 2.9.4 ログファイルの監視

2.9.4.1 ログファイルの監視手段

Linkexpress Replication optionでは、ログファイルの容量監視を行うために、以下の機能を提供しています。レプリケーションの運用にあたっては、これらの機能を使って、ログファイルの容量不足を未然に防ぐことが必要です。

機能

内容

対象ログファイル

方法

警告メッセージ

ログファイル内での使用率が警告率を超えた場合に、Symfoware/RDBのメッセージ・ログファイル(注)に警告メッセージを出力します。

トランザクションログファイル

トランザクションログファイル作成時に、警告率をlxreplogコマンドで指定します。
詳細は、“6.8 lxreplogコマンド(トランザクションログファイルのデータ部、インデックス部の作成)”を参照してください。

差分ログファイル

抽出定義時に、警告率をlxrepcreコマンドで指定します。
詳細は、“6.1 lxrepcreコマンド”を参照してください。

状態表示

ログファイルの状態(例えばファイル内使用率など)を標準出力に対して出力します。

トランザクションログファイル

lxreplogコマンドで状態を表示することができます。詳細は、“6.10 lxreplogコマンド(トランザクションログファイルの状態表示)”を参照してください。

差分ログファイル

lxreplogコマンドで状態を表示することができます。詳細は、“6.13 lxreplogコマンド(差分ログファイルの状態表示)”を参照してください。

注) Symfoware/RDBのメッセージ・ログファイルの詳細については、“Symfoware Server セットアップガイド”を参照してください。

警告メッセージのメッセージ番号とメッセージ内容を以下に示します。

対象ログファイル

メッセージ番号

メッセージ

トランザクションログファイル

qdg12721w

トランザクションログファイルのデータ部の使用率がd*パーセントを超えました

差分ログファイル

qdg12711w

差分ログファイルの使用率がd*パーセントを超えました 抽出定義名=s*

qdg12917w

差分ログファイルの使用率がd*パーセントを超えました 抽出グループ名=s*


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