FUJITSU Linkexpress Replication option説明書 |
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第6章 コマンドリファレンス |
トランザクションログファイルのデータ部、インデックス部の作成コマンド
lxreplog -G -s トランザクションログファイルのデータ部の格納パス名[,サイズ{K|M}] [-w 警告率] [-x トランザクションログファイルのインデックス部の格納パス名] |
トランザクションログファイルのデータ部、インデックス部の作成を行います。
Symfoware/RDBが起動中の場合、本コマンドは異常終了します。
動作環境ファイル内にトランザクションログファイルの管理部の格納ディレクトリパス名(“LOGMNGPATH”)が正しく記述されていない場合、本コマンドは異常終了します。
事前にトランザクションログファイルの管理部が作成されていない場合、本コマンドは異常終了します。
Windows NT、Windows 2000、Windows XPまたはWindows Server 2003の場合は、格納パスにはNTFSを指定してください。
Solaris、Linuxの場合は、格納パスにはUNIXファイルシステムまたはローデバイスを指定してください。
Solarisの場合、ローデバイスの作成時に、シリンダ0は指定しないでください。
また、スライス2は、ディスク全体を表すため、ローデバイスとして使用しないでください。
格納パスに指定するローデバイスは、formatユーティリティで作成したものを使用してください。
ローデバイスの作成方法、formatユーティリティの詳細は、使用しているシステムベンダのドキュメントを参照してください。
Linuxの場合、パーティション番号のないハードディスクデバイス(/dev/sdgなど)は、ディスクラベル(パーティションテーブル)を含んでいるため、ローデバイスとして使用しないでください。
また、格納パスに指定するローデバイスは、rawコマンドで作成したものを使用してください。
ローデバイスの作成方法、rawコマンドの詳細は、使用しているシステムベンダのドキュメントを参照してください。
格納パスに、マルチパスディスク制御やPRIMECLUSTER GDSを使用する場合は、それらで作成した文字型特殊ファイル名を使用してください。
格納パスにローデバイスを指定した場合、本コマンドの実行者は、指定したローデバイスに対しての書込みおよび読込みの権限が必要となります。
格納パスにローデバイス以外を指定した場合、本コマンドの実行者は、指定したパスに対してファイルを作成する権限が必要となります。
データ部の格納パスにローデバイスを指定する場合、128Kバイト以上のローデバイスを指定してください。
インデックス部の格納パスにローデバイスを指定する場合、4Kバイト以上のローデバイスを指定してください。
格納パスに2Gバイト以上のローデバイスを指定した場合、ローデバイスの先頭から2Gバイトの領域を使用します。
トランザクションログファイルの容量見積りについては、“付録A.1.1 トランザクションログファイルの容量見積り”を参照してください。
マルチRDB運用のときは、以下の点に注意してください。
環境変数RDBNAMEで対象のRDBシステム名を設定してください。
-s、-xで指定する格納パス名を他のRDBシステムのパス名と重ならないように注意してください。
トランザクションログファイルのデータ部のサイズをKバイト単位で指定し、インデックス部と同一ローデバイスに作成する場合、指定できるデータ部のサイズは、データ部の最大サイズ2097151Kバイトからインデックス部のサイズを引いた、2097147Kバイトまでです。
0:正常終了
1:異常終了
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