FUJITSU Linkexpress Replication option説明書 |
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第2章 オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション | > 2.5 DBサービス定義 | > 2.5.1 表単位のレプリケーションでのDBサービス定義 |
レプリケーション運用例でのINTABLE定義文の記述例を以下に示します。
詳細については、内容および形式については、“Linkexpressのヘルプ”を参照してください。
以下にINTABLE定義文のオペランドの指定時に注意すべき点を説明します。各オペランドの番号は、記述例の番号と対応します。
INTABLE識別名を指定してください。
入力データの種別には、“local”を指定してください。
入力データの形式には、複写元システムの抽出定義で指定したNULLINDオペランドの値に従って指定してください。
複写元システムで抽出したコード系を指定します。抽出定義のOUTCODEオペランドの値に従って指定してください。
[注意事項]
CODEオペランドにunicodeを指定した場合には、UNICODE_TYPEオペランドの指定が必要です。詳細は、“Linkexpressのヘルプ”を参照してください。
複写元システムで抽出したデータの数値の表現形式を指定します。複写元システムで抽出したコード系がシフトJIS(MS)系の場合、抽出定義のBYTESWAPオペランドの値に従って指定してください。
抽出される差分データの形式に従ってください。
以下に複写元システムで抽出される差分データのレコード形式とITEMオペランドでの指定形式について説明します。
抽出レコード形式
レコードの形式にはナル表示域あり(抽出定義でNULLIND=YESを指定)と、ナル表示域なし(抽出定義でNULLIND=NOを指定)の2種類があります。
レコードの構成を以下に示します(コード系をEUCまたはシフトJIS(MS)、数値の表現形式を前進法で示します。)。
差分反映操作(長さ:2バイト、属性:SMALLINT)
0x0000:全件抽出
0x0001:追加差分
0x0002:更新差分
0x0003:削除差分
0xffff:抽出件数が0件の全件抽出
ナル表示域 (長さ:2バイト、属性:SMALLINT)
0x0000:ナル値でない
0xffff:ナル値
ナル表示域なしのレコードの場合および抽出件数が0件の全件抽出の場合、本フィールドは存在しません。
データ項目 (長さ:データ型によって異なります)
各項目のデータが抽出されます。
詳細は、“付録B 抽出データ項目の形式”を参照してください。
抽出件数が0件の全件抽出の場合、本フィールドは存在しません。
ITEMオペランドでの指定形式
差分反映操作
“@DBOP,sint except null field”と指定してください。
DATATYPEオペランドの入力データの形式でナル表示域の有無に“except null field”を指定した場合、“@DBOP,sint”だけの指定も可能です。
各データ項目の属性
“付録B 抽出データ項目の形式”を参照してください。
各データ項目のナル表示域の有無
DATATYPEオペランドで入力データの形式を指定した場合はナル表示域の有無をITEMオペランドで指定する必要はありません。
DATATYPEオペランドの入力データの形式を指定していない場合は、以下のように指定します。
ナル表示域ありのレコードの場合:add null field
ナル表示域なしのレコードの場合:except null field
格納処理の入力ファイル名(受信ファイル名)を指定してください。
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