FUJITSU Linkexpress Replication option説明書 |
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ここでは、データベース抽出コマンド(lxextdbコマンドまたはlxrpoextコマンド)で抽出されるデータ項目の形式について説明します。
各列のデータ型とデータ形式の対応を付表B.1と付表B.2に示します。
指定例は、コード系をEUCまたはシフトJISコード系で、バイトオーダを前進法として表現しています。
なお、可変長文字列型(CHARACTER VARYING)、可変長各国語文字列型(NATIONAL CHARACTER VARYING)およびBLOB型(BINARY LARGE OBJECT)のような可変長型の列の場合、以下のように抽出されるデータの形式が異なります。
標準形式
可変長型の列に対する差分データの長さは、データベースを定義したときの列の定義長になります。
以下の場合に、標準形式の抽出データになります。
lxrepcreコマンドで抽出定義の差分データ形式(LOGTYPE)に標準形式(NORMAL)を指定した場合
lxrepcreコマンドで抽出定義の差分データ形式(LOGTYPE)の指定を省略した場合
Oracle抽出レプリケーションの場合
可変長ログ形式
可変長型の列に対する差分データの長さは、格納されている有効なデータの長さになります。
以下の場合に、可変長ログ形式の抽出データになります。
lxrepcreコマンドで抽出定義の差分データ形式(LOGTYPE)に可変長ログ形式(LITTLE)を指定した場合
備考1:定義属性とデータ形式の説明
n :長さ
p :精度
q :位取り
l :可変長文字列の有効なデータ長(バイト数)を表します。
ln:可変長文字列の有効なデータ長(文字数)を表します。
J :数字をそれぞれの文字の0〜9で表します。
j :データに対応する数値(16進数の0〜9)を表します。
t :符号(正:16進数のA,C,E,F 負:16進数のB,D)を表します。
S :正または負の符号をそれぞれ文字の“+”または“-”で表します。
Y :2バイトの二進数で西暦の年を表します。
M :1バイトの二進数で月を表します。
D :1バイトの二進数で日を表します。
h :1バイトの二進数で時を表します。
m :1バイトの二進数で分を表します。
s :1バイトの二進数で秒を表します
R :16進数で00000000を設定します。
備考2:指定例欄の枠内の文字は各国語を除き、すべて16進数です。
備考3:太枠部分は、符号けたまたはデータ長けたを表します。
備考:INTERVAL型の定義属性とデータ形式の説明
n:1〜9 (省略値:2)
b:データ型に指定されたn (時間隔先行フィールドのけた数)により以下のように決定されます。
n |
b |
---|---|
1〜2 |
2byte |
3〜4 |
3byte |
5〜9 |
5byte |
S:正または負の符号をそれぞれ文字の“+”または“-”のどちらかで表します。
Y:年をその格納サイズの二進数で表します。
M:月をその格納サイズの二進数で表します。
D:日をその格納サイズの二進数で表します。
h:時間をその格納サイズの二進数で表します。
m:分をその格納サイズの二進数で表します。
s:秒をその格納サイズの二進数で表します。
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