FUJITSU Linkexpress Replication option説明書
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第2章 オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション> 2.2 レプリケーション運用のためのセットアップ> 2.2.1 レプリケーションシステムの設計

2.2.1.8 大規模データベースの考慮

以下に示すような大規模データベースに対するレプリケーションシステムでは、差分データの形式を“可変長ログ形式”とすることで、従来の差分データの形式(標準形式)に比べ、効率のよい差分データを取得することが可能となります。

(Oracle抽出レプリケーションでは、可変長ログ形式はサポートしていません)

以下にINSERT文を実行した場合の差分データ形式のイメージ図を示します。

差分データの形式を“可変長ログ形”とするには、抽出定義とDBサービス定義に以下を指定します。詳細は、“6.1 lxrepcreコマンド”および“6.34.1 lxgensvコマンド”を参照してください。

設定内容

設定箇所

推奨値

差分データ形

抽出定義のLOGTYPEオペランド

抽出定義のLOGTYPEオペランドに以下を指定します。

  • LOGTYPE=LITTLE

DBサービス定義のLOGTYPEオペランド

DBサービス定義のLOGTYPEオペランドに以下を指定します。

  • LOGTYPE=little


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